6月17日は、午前8時から「IT特命委員会 AI及びロボット利活用促進小委員会」に出席しました。
本日は、東京大学准教授の松尾 豊先生を講師にお招きし、人工知能・Deep Learningについてのお話を伺い、質疑を行いました。
人工知能では、これまで困難であった画像認識が可能になってきていること、今後、動画や言語などを認識、学習することにより、様々な利活用の可能性が広がるとのお話に、新たな技術革新の可能性を感じました。
また、人工知能に目的を与えるのは人間であり、今後はどのような社会を目指し、どのように人工知能を利用するのかが問われる時代になるとのお話がとても重要だと思いました。
午前10時には、伊那市立伊那小学校の125名の皆さんが国会見学に来られました。皆さんに国会の役割についてお話をし、全員の皆さんと握手をしました。未来を担う皆さんの活躍に期待しています。
午後4時からは、清和研政策委員会に出席しました。
本日は、東京女子医科大学糖尿病代謝内科准教授の岩崎直子先生を講師にお迎えし、「糖尿病診療の現状について」と題したご講演を頂きました。
食生活の変化に伴い、戦後急速に糖尿病の患者数が増えていること、高齢化により発病する人が増加していると、糖尿病の合併症として神経疾患、視力低下、腎臓疾患、ガン、認知症、骨粗鬆症などのリスクがあること、運動不足、肥満による糖尿病発症リスクが高まることなどについて、体系的にお話をお聞きしました。
特に、20歳から49歳の人で糖尿病との診断を受けながら治療をしていない人が46%もいることが、本人の将来の健康状態の悪化や国全体の医療費増大につながる点で問題だとの指摘は、重要であると思います。
(IT特命委員会での平井卓也委員長からのご挨拶です。右は講師の松尾 豊先生です。)
(伊那小学校の皆さんにご挨拶をしているところです。)
(清和研政策委員会での吉野正芳委員長からのご挨拶です。中央が講師の岩崎直子先生です。)