3月6日は、午前8時から「農民の健康を創る会 総会」に出席し、事務局長として司会進行を行いました。
この議員連盟は、JAならびにJA厚生連による医療・福祉の活動を支援するもので、平成15年までは父宮下創平が会長を務めていました。
本日は、厚生労働省と農林水産省より平成26年度関係予算について説明を受け、引き続きJA厚生連の役員の皆様から経営状況などについてご報告を頂き、質疑を行いました。
改めて、農村地域における中核病院として頑張っている厚生連病院の役割を確認するとともに、医師確保などが経営面でも重要であることを認識しました。
午前9時からは、「安全保障調査会・外交部会・国防部会合同会議」に出席しました。
本日の議事は、「北朝鮮によるミサイル発射について」でした。特に、発射の事実をどのように速やかに公表するのかについて議論が行われました。
私からは、今回のような予告の無いミサイル発射に対し、日米のミサイル防衛システムが機能しうるのかなどについて質問しました。常時の迎撃態勢をとり続けることは不可能だが、日本列島を飛び越えるような発射については、全国瞬時警報システム(J-ALART)により全国の自治体に即時に情報発信される体制がとられているとの回答でした。
午後10時からは、「資源・エネルギー戦略調査会・水素社会推進小委員会」に出席しました。
川崎重工から、豪州の褐炭から水素を製造・液化し、水素輸送船で日本に運び、発電や水素自動車、燃料電池などとして活用する取り組みについてのお話をお聞きしました。
次に、千代田化工建設から、海外の天然ガス産出国等で副産物として生まれる水素をトルエンに結び付け、常温・常圧で既存のタンカー等を利用して水素を運び、日本国内でプラチナのナノ粒子による触媒を使って水素を分離し、トルエンは再利用するという技術についてお話をお聞きしました。
これらの技術は、水素製造時に発生するCO2を地下貯蔵するCSS技術と組み合わせれば、エネルギー使用時にCO2を発生しない点でも大きなメリットがあります。両社のお話を伺い、水素利用の実用化が近いことを感じました。
午前11時からは、「石油流通問題議員連盟 総会」に出席しました。
石油流通では、石油元売りが系列特約店に高い仕切り価格を設定する一方、製造余剰分のガソリンを安く商社に転売し、それが安価な「業転玉」として非系列のスタンドに供給され、系列特約店には、業転玉の購入・販売を制限している例があります。
本日は、公正取引委員会がこうした取引実態を調査した結果と、元売り各社に対し改善を求めたこと等について報告を受けました。
次に、資源エネルギー庁からも、本年1月から2月に行った石油元売り会社8社へのヒアリング結果についての説明がありました。
最後に、全国石油商業組合連合会から、現在のガソリンスタンド業界が、「元売りの供給過剰体制」「消防法規制強化」「石油需要の減少」の三重苦の状態にあること、卸価格と業転価格との格差が若干の縮小傾向にはあるものの、まだ格差があることなどについてお話をお聞きしました。
議連として、引き続きこうした課題に対応するために活動していくことを確認しました。
午後1時からは、「総務部会・郵政事業に関するPT・郵政政策小委員会 合同会議」に出席しました。
本日は、日本郵政グループ各社の取締役の皆様から、中期経営計画や平成26年度税制改正要望の結果、簡保生命の学資保険改定などについて説明を頂き、質疑応答を行いました。
私からは、「中山間地での簡易郵便局において、高齢の担当者が分社化による業務の複雑化等に対応しきれないなどの理由で閉鎖する事例もあると聞いているが、体制を整え、簡易郵便局も含めたネットワークをしっかり維持してほしい。」との意見を申し上げました。
午後5時からは、「自民党組織運動本部団体総局主催 農林水産並びに環境関係団体協議会代表者との懇談会」に、団体総局次長の立場で出席しました。
JA全国中央会の萬歳会長をはじめとする農林漁業団体の皆様や、環境衛生施設や自然環境保全関係の団体の皆様にお会いし、懇談をすることができました。
団体総局次長として、多くの皆様の声をしっかりと受け止め、政策に生かせるよう努力してまいります。
(「農民の健康を創る会 総会」で、事務局長として開会のご挨拶を申し上げました。)
(「安全保障調査会・外交部会・国防部会合同会議」での岩屋調査会長からのご挨拶です。)
(「資源・エネルギー戦略調査会・水素社会推進小委員会」で、水素の製造・運搬・利用についての説明をお聞きしているところです。)
(「石油流通問題議員連盟 総会」で、全国石油商業組合連合会の関会長からご挨拶を頂いているところです。)
(「総務部会・郵政事業に関するPT・郵政政策小委員会 合同会議」での中谷郵政政策小委員長からのご挨拶です。)
(「農林水産並びに環境関係団体協議会代表者との懇談会」の冒頭での竹下組織本部長からのご挨拶です。)