1月12日は、午前10時半から「箕輪南宮神社初祭り山車(だし)鑑賞会」に参加しました。当地域の山車飾りは、明治初年以来百余年に亘り継承されており、昭和63年には町の無形文化財に指定されています。
本年も、山車飾り保存会の皆様や小学生による「スマイル山車くらぶ」の皆さんが11月頃から2カ月以上かけて製作した素晴らしい6つの作品が展示されており、解説を聞きながら鑑賞しました。歴史や童話などの名場面が臨場感あふれる山車として表現されており、とても楽しく拝見しました。
午前11時からは山車鑑賞会の直会に出席し、私からも、お祝いのご挨拶を申し上げました。この伝統を次の世代にもしっかりと受け継いでいってほしいと思います。
午後12時半からは、「平成26年 伊那市出初式」に出席しました。市長挨拶、消防団長による訓示などに引き続き、表彰式が行われ、多大な貢献をされた多くの皆様が表彰されました。
私からは、昨年成立した「消防団を中核とした地域防災力の充実強化に関する法律」の内容についてご説明するとともに、消防団の果たす役割や期待が益々大きくなっていることを踏まえ、さらにご活躍くださるよう、お願いをしてご挨拶を申し上げました。
午後2時半からは、「市中行進」の観閲をしました。消防団、日赤奉仕団、少年消防クラブの皆様の行進に続いて、約60両の消防車両の行進があり、まさに壮観でした。皆さんの雄姿を拝見し、とても頼もしく感じた観閲でした。
(山車飾り保存会の方より、それぞれの作品について、場面の説明や作成時の苦労などについてお話を伺いました。)
(午年にちなんで作成された、ペガソス(広辞苑の表記による)です。ゆっくりと翼が羽ばたいていました。)
(鵯越(ひよどりごえ)の義経たちの様子を表した作品です。とても迫力がありました。)
(スマイル山車くらぶの製作した「浦島太郎」です。魚や背景を子どもたちが描き、人形は、保存会の人たちも手助けして作成したとのこと。とても楽しい作品です。)
(日吉丸(のちの豊臣秀吉)が蜂須賀小六に出会った「矢矧川の出会い」を描いた作品です。)
(ご存知、忠臣蔵の「刃傷・松の廊下」の場面です。臨場感がありますね。)
(6番目の作品は、神社近くの木下駅前に飾られた「二宮金次郎と六地蔵」です。六地蔵は子どもたちの作品とのことでした。)
(木下公民館で開催された直会でのお祝いのご挨拶です。)
(伊那市に向かう途中に撮影しました。山々や空の青さと雪や白樺の白さのコントラストがとてもきれいでした。)
(多くの関係者が参加された伊那市出初式での白鳥伊那市長からのご挨拶です。)
(私からも、消防団の皆様の益々のご活躍を祈念してお祝いのご挨拶を申し上げました。)
(観閲の際に、行進する皆様に敬礼しているところです。)