衆議院議員 / 前農林水産大臣 宮下一郎
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宮下 一郎

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国土強靭化調査会、過疎対策特別委員会に出席、伊那北小学校国会見学、女性活力特別委員会、清和研総会、衆議院本会議、科学技術特別委員会、石田まさひろ総決起大会、TPP対策委員会、参議院選挙公約打合せ会に出席

2013年6月13日

6月13日は、午前8時から「国土強靭化総合調査会・災害対策特別委員会合同会議」に出席しました。

本日は、まず、与党防災・減災PT座長の林幹雄先生から、「首都直下地震対策特別措置法案」(議員立法)について説明を受け、内容について全会一致で了承をしました。

次に、関西大学教授の河田惠昭(よしあき)先生から、「来るべき国難と国土の強靭化」と題した講演をお聞きしました。

日本がこれまで経験してきた、火山の噴火、地震、津波、高潮、洪水など、多くの大規模災害の歴史を学ぶとともに、地球温暖化や人口の都市集中により、被害の巨大化が予想されること、特に首都直下地震と南海トラフ巨大地震が数カ月から1年以内に連動する可能性があり、数十万人の死者の発生が予想される国難となるおそれがあること、現在河田先生が代表となって、減災対策について研究する「国難プロジェクト」を平成24年から28年にかけて進めていることなどを知ることができました。

日本全体で大量避難の準備や食糧供給体制整備、首都機能維持のための業務継続計画の確立など、準備を進めることが重要であり、非常時に国がきちんとした対応ができるよう、憲法改正を含めた体制整備が必要であるとのお話も頂きました。

大災害の際に、首都圏、中京圏、近畿圏のバックアップ機能を、それ以外の地域が担えるよう、国全体での準備をすすめるとともに、都市集中の是正と地方の振興が大切であることを強く感じました。


午前10時からは、「過疎対策特別委員会 役員会」の初会合に出席しました。

今般の役員改選により、委員長に森山裕先生、事務局長に私が就任することなり、本日は私が司会進行を行いました。

本年は、平成22年の過疎法改正時の附帯決議における3年後の見直しの年にあたります。本日は、想定される検討項目について総務省より説明を受けるとともに、全国過疎地域自立促進連盟の皆様から、過疎法を適用する事業の拡大などについてご要望を伺い、出席者の先生方との意見交換を行いました。

本日の議論を踏まえ、法律改正の必要性の有無など、あらためて整理した上で委員会を開催することとなりました。過疎地域の振興のため、さらに努力してまいります。


午前11時には、国会見学に来られた伊那市立伊那北小学校の皆さんと、国会正門前でお会いしました。

生憎の小雨交じりの天気でしたが、「夢、努力、友情」の大切さをお話し、皆さんも熱心に聞いてくれました。議事堂を出る際に、全員の皆さんと力強い握手を交わしました。


その後、「女性活力特別委員会」に出席しました。本日は、内閣府、厚生労働省、警察省から「女性が輝く社会の実現のための政策」に関連する施策について説明をお聞きし、質疑が行われました。

私からは、「100以上に及ぶ各省の事業の存在が女性の皆様に伝わっていないのではないか、また、先般、女性手帳の配布取りやめの報道があったが、女性の人生設計のベースとなる情報についてもきちんと伝える努力が必要ではないか」との点について指摘をさせて頂きました。上川陽子委員長からは、人口減少社会対策特別委員会と連携しながら、きちんと対応していきたいとの回答を頂きました。


正午からは、「清和研議員総会」に出席しました。町村会長からは、「成長戦略を効果あるものとするため、設備に対する減価償却期間の大幅な短縮など、投資を促進する具体策を検討すべき。」とのお話を頂きました。

総会終了後、若林けんた先生を応援する野沢温泉村の皆様と懇談をさせて頂き、町村会長とともに記念撮影を行いました。若林先生を応援して下さる皆さんに対し、本年夏の参議院選挙に対するお力添えをお願いしました。


午後1時からは、「衆議院本会議」が開催され、「薬物使用犯罪者執行猶予法」「障害者雇用促進法」「精神保健精神障害者福祉法」が可決された他、「電気事業法」についても、野党4党からの討論の後採決が行われ、可決しました。本法律は、参議院での審議を経て、今国会で成立する見通しとなっています。電力システム改革に向けて、重要な第一歩を踏み出したと感じます。この改革をきちんと仕上げて、成果を上げていかなければなりません。


午後1時40分から、「衆議院 科学技術・イノベーション推進特別委員会」の理事会、引き続いて委員会に出席しました。

委員会での議決により、6月21日に参考人として理化学研究所理事長の野依良治先生と政策研究大学院大学長の白石隆先生をお招きし、参考人質疑を行うことが決定されました。


午後3時半前には、参議院選挙立候補予定者である石田まさひろさんの総決起大会の会場において、長野県看護連盟の皆様にお会いしました。石田さんご本人も、益々お元気で張り切っています。皆様と力を合わせて、頑張ることをお誓いいました。


午後4時からは、TPP対策委員会インナー会議に出席しました。米州開発銀行の綿貫雅一さんより、TPPの戦略的意義などについてのお話をお聞きするとともに、各省から、TPPをめぐる最近の動きについて報告を受けました。


午後5時からは、経済産業部会長として、「参議院選挙公約 打合せ会」に出席しました。私からは、選挙公約において、「国内立地企業に対する税負担の軽減がわかる表現」を明記するように求めました。

いよいよ参議院選挙に向けた政策面での準備は大詰めを迎えます。選挙に向け、多くの皆様に「日本を取り戻す」ための各方面にわたる政策をしっかりと訴える努力をしていかなければなりません。


(国土強靭化総合調査会の二階俊博会長からのご挨拶です。右が、河田惠昭先生です。)


(2つのスーパー災害が連動する場合も想定して、国全体で準備を進めることが大切であると強く感じます。)


(過疎対策特別委員会の委員長に就任された森山裕先生からのご挨拶です。)


(伊那北小学校の皆さんに、私からのメッセージを伝えました。皆さん、真剣に聞いてくれました。)


(清和研総会終了後、お会いした野沢温泉村の皆様です。若林先生の応援、引き続きよろしくお願いいたします。)


(石田まさひろ総決起大会の開始前に、長野県看護連盟の皆様と記念撮影。)


(石田まさひろさんも、益々元気に頑張っています。私もしっかり応援してまいります。)


(TPP対策委員会インナー会議においてご挨拶される西川委員長です。)


(参議院選挙公約打合せ会においてご挨拶される高市政調会長です。)


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  • 宮下 一郎(みやした いちろう)
    昭和33年8月1日生まれ。妻、長女、長男との4人家族。
    趣味は手品(子どもの頃からの趣味でレパートリーは百数十種類に及ぶ)
    写真撮影 (家族写真、特に子どもの写真を多く撮影)
    映画鑑賞(高校時代には映画制作に熱中。黒澤明監督作品のファン)
    座右の銘は 「誠実」「着眼大局 着手小局 (Think globally, Act locally)」

  • 略 歴

    昭和58年東京大学経済学部卒 住友銀行入行
    平成3~8年大臣秘書官(防衛庁、環境庁、厚生省)
    平成15年衆院議員初当選
    平成19年財務大臣政務官
    平成24年自民党経済産業部会長
    平成26年財務副大臣
    平成28年衆議院財務金融委員長
    令和元年内閣府副大臣
    令和2年自民党農林部会長
    令和5年農林水産大臣
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