衆議院議員 / 前農林水産大臣 宮下一郎
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宮下 一郎

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分散型エネルギー会議、中小企業政策調査会、自民党看護議連、きんさんぎんさん勉強会、経済産業部会、

2013年4月18日

4月17日は、午前8時から「資源・エネルギー戦略調査会 地域の活性化に資する分散型エネルギー会議」に出席しました。

本日は、「農業者による再エネ導入の事例についてヒアリング」として、栃木県の須野ヶ原土地改良区連合と、新潟県の株式会社開成の取り組み事例をお聞きしました。

那須野ヶ原土地改良区では、維持負担経費削減のために20年前に小規模水力発電を導入、以来、小規模水力発電の増設、太陽光発電、バイオガス発電、森林バイオ発電所などに取り組んでおられます。

その取り組みは全国から注目され、すでに263件の報道実績と平成24年だけで1635件の研修受け入れ実績があるそうです。

また、株式会社開成では、関連会社の農業生産法人カイセイ農研株式会社が中心となって、パッションフルーツなどの寒冷地での無加温栽培に挑戦、その中で温泉熱利用を進めまられした。

さらに平成24年からは、バイオマスエネルギープラントを通じて下水汚泥や食品残差からバイオガスを発生させ、ガスコージェネレーション発電や熱の活用をするとともに、処理過程でできた有機たい肥や液肥を農地に還元しています。

2つの取り組みは、いずれも全国に先駆けて再生エネルギー活用を行った事例であり、それだけに、行政の許可などで大変苦労されたそうです。そうした課題を洗い出し、前向きな取り組みが全国で行われるよう、支援していきたいと考えます。


午前9時からは、「中小企業・小規模事業者政策調査会」に出席しました。

本日は、富士市産業支援センターの小出宗明センター長から、産業支援のあるべき姿についてお話をお聞きしました。

具体的な支援の事例として、

●技術力はあるが売り上げが伸びない金属加工の中小企業に「試作特急サービス3DAY」「部品再生110番」という新サービスを提案、大手自動車メーカーから電気自動車の試作部品を受注したり、クラシックカーマニアから古い車の部品の注文をうけるなどで業績がV字回復

●古い機械で小ロットのレトルト製造しかできない食品会社に対し、飲食店や農林漁業者向けにレトルト食品の開発・製造を100個から受託をするサービスを提案、これまでは5千から1万ロットの発注が必要とされ、敷居が高かったレトルト商品開発のニーズを取り込み、売り上げ7割増加を達成

●設備投資の低迷から売り上げが激減していた工場用防音設備のメーカーに、集合住宅における騒音問題対応の商品を提案、売り上げが増加して企業再生が実現

など、実際の成功例のお話をお聞きすることができました。企業の強みを見出し、市場ニーズにつなげる、真のコンサルティングの重要性を痛感しました。


午前10時からは、衆議院経済産業委員会において先日私が本会議場で代表質問した「消費税転嫁対策法案」の審議に入る予定でしたが、、自民党が「0増5減の公職選挙法改正案」を国会に付託したことを不服として共産党を除く野党が審議を拒否し、委員会を開くことができませんでした。

参議院選挙を控え、国会の会期が限られている中で、貴重な審議時間が失われたことは、大変残念なことです。


午前10時半前には、長野県商工会連合会の細野専務理事、特命担当の馬場さんと中村さんが議員会館を訪問くださいました。

今後、これまで以上に各省の支援策について情報を共有し、長野県内の具体的な企業支援につなげていくことを確認しました。


正午には、都内のホテルで開催された「自民党看護問題対策議員連盟平成25年度総会」に伺い、長野県代表の皆様と懇談をさせていただきました。

皆様からは、看護職の皆様の働く環境の充実整備などについての要望書をいただきました。また、この夏の参議院選挙に向けて、ともに協力していくことを誓いました。


その後、党本部に移動し、「きんさんぎんさん勉強会第4回」に遅れて出席しました。

本日は、山梨県北杜市(ほくとし)介護支援課の方から、「介護予防・日常生活支援総合事業と地域ケア会議の取り組みから」と題したお話を、さらにJA全中から、「JA健康寿命100歳プロジェクトについて」のお話をお聞きしました。

ともに、長野県での実践や取り組みに重なるところが多いことを感じました。また、特に高齢者の方々が畑仕事をふくめて積極的に体を動かしたり、社会参加されていることが長寿の秘訣なのではないかと思いました。


午後1時からは、「経済産業部会」を開催し、参議院選挙の公約づくりについての意見交換をさせていただきました。

多くの先生方から、建設的なご意見をいただき、大変充実した会となりました。皆様からのご意見を踏まえて、公約案をとりまとめることでご一任をいただきました。


午後2時からは、「農林水産戦略調査会・農林部会・農業基本政策検討PT 合同会議」に出席し、WTO交渉における各国の農業支援策の現状について学びました。


午後2時45分には、地元(飯田下伊那地域)の建設業の若手の皆様で組織していただいている後援会「創建会」の皆様が議員会館を訪問してくださいました。

参議院議員の三原じゅん子先生、吉田博美先生、若林けんた先生もかけつけてくださり、ご挨拶をいただきました。

建設業をめぐる政策について意見交換するとともに、この夏の参議院選挙に向けて、みんなで力を合わせていくことを確認しました。


(分散型エネルギー会議では、具体的な取り組みのお話をお聞きすることができました。)


(中小企業政策調査会での小出センター長(左から2人目)のお話に、とても感銘を受けました。)


(長野県商工会連合会の皆様とは、連携をしながら地域経済活性化に取り組んでていくことを確認しました。)


(自民党看護議連会合では、長野県看護連盟の皆様方とお会いすることができました。)


(「きんさんぎんさん勉強会」では、高齢者福祉の現場のお話をお聞きしました。)


(「経済産業部会」では、全員の皆様から、貴重なご意見をいただくことができました。)


(創建会青年部の皆様との懇談の場に、三原じゅん子先生が駆けつけてくださいました。)


(その後、吉田博美先生、若林健太先生がお見えになりました。先生方と力を合わせ、地域発展のためにもさらに頑張ります。)


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  • 宮下 一郎(みやした いちろう)
    昭和33年8月1日生まれ。妻、長女、長男との4人家族。
    趣味は手品(子どもの頃からの趣味でレパートリーは百数十種類に及ぶ)
    写真撮影 (家族写真、特に子どもの写真を多く撮影)
    映画鑑賞(高校時代には映画制作に熱中。黒澤明監督作品のファン)
    座右の銘は 「誠実」「着眼大局 着手小局 (Think globally, Act locally)」

  • 略 歴

    昭和58年東京大学経済学部卒 住友銀行入行
    平成3~8年大臣秘書官(防衛庁、環境庁、厚生省)
    平成15年衆院議員初当選
    平成19年財務大臣政務官
    平成24年自民党経済産業部会長
    平成26年財務副大臣
    平成28年衆議院財務金融委員長
    令和元年内閣府副大臣
    令和2年自民党農林部会長
    令和5年農林水産大臣
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