3月26日は、午前8時から「中小企業・小規模事業者政策調査会」に出席しました。
本日の議事は、「中小企業施策の普及、使い勝手の向上に向けたヒアリング」で、TKC全国政経研究会、全国社会保険労務士連合会、静岡銀行、北洋銀行、朝日信用金庫、都留信用組合の皆様からご意見を頂きました。
特に、TKCの坂本副会長からの「中小企業の決算書の信頼性を保証する仕組みがない事が問題。」「自分の会社のきちんとした決算書を経営者が見ることなしに、事業再生はあり得ない。」との言葉が印象的でした。
午前10時からは、政調審議会に経済産業部会長として出席し、先般に引き続き「電力システムに関する改革方針案」についてのご審議を頂きました。
電力の安定供給の仕組み、天下りの懸念がない事、海外の電力小売り自由化の実態についてご説明を行い、審議の結果、最終的に政調会長に御判断を一任することとなりました。
昼過ぎには、長野県議会議員佐々木祥二先生と、この度発足した一般社団法人長野県国際協力支援センターの宮澤敏幸理事長、小笠原一博副理事長がお見えになりました。
宮澤理事長と小笠原副理事長はともに青年海外協力隊OBであり、その経験を生かして、まずバングラデシュにおける学校建設や、大豆などの栽培指導、駒ヶ根市の小学生による翻訳絵本の作成、台湾との交流事業などに取り組まれるとのこと。
青年海外協力隊の訓練所がある駒ヶ根市の皆様が、この支援センターの活動によって、さらに海外の皆さんとの絆を強めていくことができるものと思います。私も、しっかり応援をしてまいります。
午後2時からは、「日本経済再生本部 成長戦略に係る規制改革検討委員会」の委員として、初会合に出席しました。
アベノミクスの柱の一つである成長戦略を構築するためのポイントの一つが「規制改革」であり、政府の規制改革会議でも議論がスタートしていますが、本日の会議は、政府と並行して我が党としての議論を進めるものです。
本日は、政府における検討課題や検討状況をお聞きし、意見発表が行われました。「規制改革」は、よりよい社会の実現のための一つの手段であり、自己目的化しては危険だと考えます。そうした視点から、あるべき規制の在り方について、しっかりと議論していきたいと思います。
午後4時からは、参議院会館の会議室で開催された、長野県議会砂防事業研究会の勉強会に出席しました。
本日は、研究会所属の長野県議会議員の先生方と、長野県選出の衆参国会議員が一堂に会し、国土交通省の大野砂防部長、長野県砂防課の細川課長補佐から砂防事業の現状についてのお話をお聞きし、質疑応答を行いました。
また、午後5時からは、懇談会が行われ、皆様との本音の意見交換ができました。
砂防事業は、人命にかかわる重要な事業です。まさに「人のためのコンクリート」を象徴する事業ともいえます。
特に長野県は、深層崩壊などの危険個所が多い県でもあります。これからも、県と国が連携しながら、県民の皆様の命を守るため、着実な事業推進を図ってまいる覚悟です。
(中小企業・小規模事業者政策調査会の冒頭に伊藤達也調査会長からご挨拶がありました。)
(政調審議会では、先日に引き続き、電力システムの改革方針案についてご説明をしました。)
(右から、長野県国際支援センターの宮澤理事長、私、長野県議会議員佐々木先生、センターの小笠原副理事長です。)
(規制改革検討委員会の冒頭にご挨拶される高市早苗政調会長です。)
(勉強会の冒頭に、長野県議会砂防事業研究会の会長である服部宏昭先生から、ご挨拶がありました。)