10月13日は、午前11時から「普及事業推進議員懇談会」に出席し、事務局長として司会進行を行いました。
本日は、農林水産省から「共同農業普及事業関係予算について」「協同農業普及事業の運営に関する指針の改正について」「林業普及指導事業関連予算等について」の説明を受けました。引き続き、全国農業改良普及職員協議会の西村孝雄会長から「北海道弟子屈町の植生改善プロジェクト」について、オンラインでご参加くださった宮崎県農業改良普及協会の藺牟田真作さんから「StudyClubを核としたきゅうり産地の発展」について、全国林業普及指導職員協議会の戸谷公一会長から「群馬県の造林地におけるシカ被害対策の取組」について、オンラインでご参加くださった熊本林業普及指導職員等協議会の岩本聡さんから「阿蘇中央高校と連携した阿蘇神社再建における地域材利用の取組」について、それぞれ発表を頂きました。
各取組とも、地域の農林業の発展や所得の向上などに大きな成果を上げており、感銘を受けました。
その後、質疑が行われました。今後の農林業の発展に、普及職員の皆様の活躍が益々重要であることを実感した会議でした。
午後1時半からは「人口減少社会対策特別委員会 少子化社会対策に関するプロジェクトチーム」に出席しました。
本日は、成蹊大学文学部現代社会学科教授の小林盾先生から「少子化社会における結婚の条件:なぜ結婚支援は恋愛支援なのか」と題したご講演を頂きました。
小林先生からは、「結婚に恋愛感情が必要」と考える人が84%と高く、また、恋愛経験のある人の方が結婚に至る割合が有意に高いことを踏まえ、結婚支援事業に「セミナー開催」「アドバイザー養成」「マッチングアプリの活用」など、様々な形の恋愛支援を組み込むべきとのご示唆を頂きました。私からは、少子化の要因として未婚化に加えて晩婚化があることを踏まえ、その要因が女性のキャリア形成の仕組みにあるのではないか、との質問を申し上げたところ、小林先生からも、女性が若くして結婚・出産して、その後に能力を発揮できるキャリアパスを実現すべき、とのお話を頂きました。
午後3時からは「鳥獣被害対策特別委員会・鳥獣捕獲緊急対策議員連盟・鳥獣食肉利活用推進議員連盟(ジビエ議連)合同会議」に出席しました。
開始前には、久しぶりにお会いした日本ジビエ振興協会の藤木徳彦代表理事にご挨拶を申し上げ、記念撮影をさせて頂きました。
会議の冒頭には、鳥獣被害対策特別委員会の鶴保庸介前委員長と宮腰光寛委員長、鳥獣捕獲緊急対策議員連盟の二階俊博会長、鳥獣食肉利活用推進議員連盟の石破茂会長からご挨拶がありました。
引き続き、関係各省から、「鳥獣被害対策・ジビエ等関係予算令和3年度概算要求について」「捕獲の抜本的な強化について」「ジビエの利活用について」の説明を受け、質疑を行いました。
質疑の際に、私からは、地元でサルの被害が増加していることを踏まえ、その実態把握と群れ単位での捕獲に取り組む必要があることを訴えました。
また、ご出席いただいた大日本猟友会の佐々木洋平会長からはカモシカへの対応等について、日本ジビエ振興協会の藤木徳彦代表理事からはジビエカー普及に向けた支援の拡充の必要性についてのご意見を頂きました。
普及事業推進議員懇談会の冒頭に事務局長として開会のご挨拶をしているところです。
普及事業推進議員懇談会の宮腰光寛会長のご挨拶です。
少子化社会対策に関するプロジェクトチームでの松山政司座長のご挨拶です。左から2人目がご講演を頂いた成蹊大学文学部現代社会学科教授の小林盾先生です。
日本ジビエ振興協会の藤木徳彦代表理事との記念写真です。
鳥獣被害対策特別委員会の宮腰光寛委員長のご挨拶です。