10月7日は、午前10時から「タクシー・ハイヤー議員連盟総会」に出席しました。
本日は、渡辺博道会長と全国ハイヤー・タクシー連合会の川鍋一朗会長のご挨拶に引き続き、国土交通省より「令和3年度タクシー関係予算要求・税制改正要望等」と「新型コロナウイルス感染症による影響及びその対応」について説明を受け、質疑を行いました。
私からは、伊那市におけるAI乗り合いタクシーの事例をご紹介し、全国での導入に向けてシステム導入を支援するなど、乗り合いタクシーを活用し、地方に住む皆さんの足の確保をすべき、との意見を申し上げました。川鍋会長からは、全国での乗り合いタクシーの活用が進んでいることなどについてご紹介がありました。
会議の後には、参議院議員会館の駐車場に展示された「感染症防止対策を講じたタクシー」の実車見学を行いました。
車内の天井に高性能フィルターを有する空気清浄機を設置し、4分でウイルスを1/1000まで低減するとともに、空気清浄効果を円グラフで示すディスプレイが設置されています。さらに、運転席を取り囲むように設置されたアクリル板により、助手席の乗客との間の感染も予防できるよう工夫されていました。来年度予算では、こうしたタクシーの改修についても支援していく予定です。
午後12時半には、議員会館にJA全中の中家徹会長と馬場利彦専務理事がお見えになり、今後の農業振興や地方の活性化の方策などについて意見交換をさせて頂きました。JAの皆様のお力添えも頂きながら、農林部会長として頑張ってまいります。
午後1時からは、「医療と地域の明日を考える会 設立総会」に出席しました。
本日は、はじめに発起人代表の下村博文先生からご挨拶を頂きました。
議事では、下村先生が会長に就任されることが決定されるとともに、「病院・診療所を中心とした安定的な地域医療提供体制を構築し、持続可能とするために、医療と地域を同列一体のものとして検討する」ことを中心に据えた設立趣意書が了承されました。
続いて、一般社団法人日本病院会の相澤孝夫会長から「これからの医療提供体制と地域を考える」と題したご講演を頂きました。今後の医療需要に対応した病院のあり方についての考え方や、多くの職種の方々の活躍により病院が成り立っていることを学ぶことが出来ました。
午後1時半からは、「TPP・日EU・日米TAG等経済協定対策本部 役員会」に出席しました。
本日は、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)協定交渉の現状について、外務省より説明を受け、質疑を行いました。
RCEPは、ASEAN10か国と日・中・韓・豪・新・印の6か国の経済連携交渉で、世界のGDP・貿易額の約3割、日本の貿易額の約5割をカバーし、成立すれば市場アクセスの改善や共通ルールに基づくサプライチェーンの効率化などが期待できます。
今年にはいって、インドが交渉会合に不参加の状態が続いていますが、他の15か国においては署名に向けた準備が進められています。
午後3時からは「農業基本政策検討委員会」に出席しました。
塩谷立 農林・食料戦略調査会長、小野寺五典 農業基本政策検討委員長、野村哲郎 前農林部会長のご挨拶に引き続き、私から、新農林部会長としてのご挨拶を申し上げるとともに、部会長代理と副部会長の先生方をご紹介しました。
議事では、農林水産省から「令和2年産米の状況等について」の説明を受けました。
続いて、農業者の皆様からのヒアリングとして、みな穂農業協同組合の細田勝二組合長(富山県)、全国農協青年組織協議会の柿嶌洋一副会長(長野県)、農事組合法人みらいす青生の齋藤昌徳代表理事組合長から、それぞれお話を伺いました。
意見交換では、コメの豊作と需要減を踏まえた対策の必要性や、主食用米と飼料用米などの格差の是正の必要性、高収益作物への転換の推進など、様々な観点から意見が出されました。
タクシー・ハイヤー議員連盟総会での渡辺博道会長のご挨拶です。
全国での乗り合いタクシーの実施状況です。
「感染症防止対策を講じたタクシー」を見学しました。私が示しているのが高性能フィルターを有する空気清浄機です。
感染症防止対策の説明資料です。
渡辺博道会長と川鍋一朗会長を中心に、見学をした議連メンバーで記念撮影をしました。
JA全中の中家徹会長、馬場利彦専務理事との記念写真です。
医療と地域の明日を考える会での下村博文会長のご挨拶です。
日本病院会の相澤孝夫会長からお話を頂いているところです。
TPP・日EU・日米TAG等経済協定対策本部役員会での森山裕本部長のご挨拶です。
農業基本政策検討委員会での小野寺五典委員長のご挨拶です。
私から、新農林部会長としてのご挨拶を申し上げているところです。
会議終了後に、長野県からご出席いただいた全国農協青年組織協議会の柿嶌洋一副会長と記念撮影をしました。