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長野県タクシー・ハイヤー協会より要望、虐待等に関する特命委員会、クールジャパン戦略推進特別委員会、雇用問題調査会、綜學勉強会に出席

2020年6月23日 火曜日


6月23日は、午前10時半に長野県タクシー協会の滝川哲也会長と上沢英雄専務理事が議員会館にお見えになり、「新型コロナウイルスによる深刻な影響に対するタクシー事業への支援について」の要望書を頂きました。

感染症拡大期にも事業継続を要請されたタクシー事業者の皆様の厳しい経営環境について伺うとともに、GoToキャンペーン事業において、タクシーの活躍の場が設定されるようご依頼を頂き、しっかり応援をさせて頂くことをお誓いいました。


午前11時からは、「虐待等に関する特命委員会」に出席しました。

本日は、これまでのヒアリングや議論を踏まえてまとめられた「児童虐待・高齢者虐待・障害者虐待に関する提言(案)」と「障害者虐待防止の取組強化に向けた提言(案)」について、説明を受け、質疑を行いました。

私からは、両提言案の内容を了承した上で、児童虐待の加害者が再び虐待を起こさないようにするための専門家の育成や更生プログラムの充実、一時保護所における人権問題などの指摘を踏まえた改善、乳幼児健診での異常や欠席など、虐待のシグナルを見逃さずに関係者が連携して対応する体制整備と責任の明確化などを求め、意見を申し上げました。

多くの出席議員がさまざまな質疑を行い、最終的に両提言案は了承されました。


午後2時からは、「クールジャパン戦略推進特別委員会」に出席しました。

本日は、はじめに農林水産省より「日本の農林水産物・食品の輸出状況について」説明を受けました。

引き続き、LA BETTLA da Ochiaiのオーナーシェフである落合務さんから、「イタリア料理人から見たクールジャパン」と題したお話を伺いました。

次に、株式会社epocの佐藤信之代表取締役社長から「食で世界をつなぐ 日本食材の海外輸出プラットフォーム」と題したお話を伺いました。

質疑の際に、私から、海外では日本食とは言えない日本食レストランが多数あることを踏まえ、対策についてのお考えを質問したところ、落合シェフからは、イタリア料理においてはミシュランなどの評価機関が水準維持に貢献しているので、海外の日本料理レストランに対しても、何らかの評価制度を設けたらどうか、とのご示唆を頂きました。


午後3時からは「雇用問題調査会」に出席しました。

本日は、調査会でとりまとめる「今後の雇用対策について(案)」について説明を受け、質疑を行いました。

私からは、最低賃金の引上げに関して、当面は雇用を守るとともに、経済をできるだけ早期に成長路線に復帰させ、最低賃金を引き上げられる環境整備を行うことが重要であること、地方のモノづくり企業や農業者はコロナの影響で外国人研修生を受け入れることが出来ず、生産の縮小を余儀なくされていることから、緊急の人材マッチングについても考えるべきであること、新たな働き方として、在宅勤務やテレワークに加えて、労務時間管理などの環境整備を行った上で、兼業・副業を推進することが重要であることの3点を意見として申し上げました。


午後6時からは、Zoomを利用して「綜學勉強会」が開催され、各党の国会議員、地方の政治家の皆様が参加されました。

本日も、前回に引き続き、林英臣先生から山鹿素行の教えについての講義を頂きました。

「将の心得として、知(まなび)、信(まこと)、仁(まごころ)、勇(ゆうき)、厳(いげん)の5つがなければならない」
「天の時、地の利、人の和、多勢、安定、資格、理論、兵法などに頼ってはいけない。万全だ、得意だ、と思ったところに怠りがあり、おごりがある。」
「政治の道は人民のためのものである。自分で道にかなったと思っても、皆の心が自分に背くときは、道ではない。」
「出会い、学び、自覚が大切。さらにそれを貫いているのが仲間の存在。」
など、政治のあるべき姿の本質に迫るお話を伺うことが出来ました。

講義終了後には、出席者それぞれが発言をして、林先生からコメントを頂くなど、楽しく充実した意見交換会が出来ました。

林先生、ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。




長野県タクシー協会の滝川哲也会長と上沢英雄専務理事から要望書を頂き、お話を伺いました。



虐待等に関する特命委員会での馳浩委員長のご挨拶です。



クールジャパン戦略推進特別委員会で落合務シェフからお話を伺っているところです。



雇用問題調査会での松野博一会長のご挨拶です。



綜學勉強会の意見交換会終了時に撮ったスクリーンショットです。