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伊那市役所、豊丘村役場、株式会社エムケーセラ、飯田市役所を訪問、自動車整備振興会伊那支部新年会に出席しました

2019年1月25日 金曜日

1月25日は、午前中に伊那市役所を訪問し、社会福祉課の久保田玲課長、市民課の北原秀志課長、教育委員会学校教育課の吉田浩之課長などから、外国人材の受入れや共生についての施策について、お話を伺いました。

伊那市内に住む外国人の方は、ブラジル人が約7割、フィリピン人が約2割であり、外国人相談窓口にはポルトガル語の通訳の方がいること、日本語教育は、ボランティア団体の活動が中心であること、伊那東小学校、伊那北小学校、東部中学校にはポルトガル語が話せる日本語講師が日本語の指導をしていること、ごみの分別については、多言語対応のスマホアプリ「さんあーる」を紹介していることなど、具体的なお話を伺うことが出来ました。


午後には、豊丘村役場を訪問し、下平喜隆村長から、「道の駅 南信州とよおかマルシェ」が全国で初めて税制の特例措置が受けられる「小さな拠点税制」に認定されたことや、道の駅を中心とした地域活性化の計画についてのお話を伺いました。


引き続き、豊丘村の株式会社エムケーセラを訪問し、松田学社長にお話を伺いました。

エムケーセラは、セラミックス部品や精密金属部品の加工をされており、ベトナムにある合弁会社でも生産を行っておられます。

海外展開の強化も見据えて、今年1月に、昨年大学を卒業した若いベトナム人技術者の方2人を高度専門職として本社で採用されました。

昨年12月には、松田社長が講師となり、社員の方を集めて、ベトナムの概要や歴史、入社する2人の趣味や大学での専攻などを紹介する勉強会を開催、その様子が新聞各紙やテレビでも紹介されました。

お二人は、ベトナムで半年間日本語を勉強してこられたそうで、将来はベトナムで起業したいという夢ももっているとのこと。日本での活躍を期待したいと思います。


次に、飯田市役所を訪問し、市民協働環境部男女共同参画課の土屋美那課長と林みどり多文化共生係長にお話を伺いました。

飯田市内に住む外国人の方は、中国人が45%、フィリピン人が22%、ブラジル人が17%であること、飯田市多文化共生社会推進計画をつくり、市役所の各窓口に、合計30人の多文化共生社会推進庁内委員がいること、日本語教育は3つの団体が行っていること、外国語相談窓口では、中国語、ポルトガル語、タガログ語・英語の担当者が週に2回から4回窓口を開け、年間約600件の相談を受けていること、学校での授業通訳として、ポルトガル語2人、英語・タガログ語1人、中国語2人が各学校を回っていること、小学校6校と中学校1校に日本語教室を設置していること、それは行政サービスとして市の単独事業として実施していること、飯田市内に2つの技能実習生向けの研修を行っている会社があり、1か月程度の研修の後、全国の実習に向かっていること、などのお話を伺いました。

また、外国人材の受け入れに関しては、地域社会・地域住民の受け入れる心の準備が出来ていないことが課題ではないか、とのお話も頂きました。

飯田市も加盟している外国人集住都市会議は、昨年11月には、政府に対して意見書も出されています。こうしたご意見も踏まえて、共生のための環境整備に取り組まなければならないと感じました。


午後6時半からは、伊那市で開催された「長野県自動車振興会伊那支部新年会」に出席しました。

林喜之支部長のご挨拶に引き続き、私からもお祝いのご挨拶をさせて頂き、平成31年税制改正における、消費税の引き上げを踏まえた自動車税の大幅な減税や環境性能割課税の減免などについてお話するとともに、市民活動や事業活動の基盤を支えて下さっている皆様の益々のご活躍をお願いしました。

懇親会の時間には、皆様から、自動車好きの若者が減り、「自動車は動けばよい」という人が多くなっていること、自動車整備を学ぶ若者が減っていること、自動車のコンピューター化がブラックボックス化につながりかねない状況になっていること、つねに研修などで新たな技術を習得することが大切であることなど、様々なお話をお聞きすることが出来ました。


(左から伊那市社会福祉課の久保田玲課長、市民課の北原秀志課長、私です。)


(豊丘村役場で、下平喜隆村長(右)をはじめとする皆様がお話を伺いました。)


(株式会社エムケーセラの松田学社長との記念写真です。)


(ファインセラミックスをダイヤモンドで削って作られた様々な部品を見せて頂きました。)


(右から、飯田市市民協働環境部男女共同参画課の土屋美那課長、林みどり多文化共生係長、私です。)


(長野県自動車振興会伊那支部新年会で林喜之支部長がご挨拶をされているところです。)


(私からお祝いのご挨拶を申し上げているところです。)