12月25日は、正午から、松本を中心とする後援会である「沐参会」メンバーである宮澤会長と下里社長ご夫妻が伊那事務所を訪問下さいました。
下澤社長の奥様が蕎麦打ちの達人で、朝からご自宅でうったお蕎麦を持ってきてくださいました。事務所のキッチンで事務所のメンバー一同でゆでたてのお蕎麦を頂くことができました。一足早くおいしい年越し蕎麦をおなかいっぱい頂き、とても幸せな一時でした。本当にありがとうございました。
午後2時半からは、伊那ケーブルテレビのスタジオで、新春特別番組の収録を行いました。
キャスターの気賀澤さん、アナウンサーの平山さん、信濃毎日新聞社の鮎沢伊那市社長とともに、「アベノミクスの評価と消費税」、「減反廃止とTPP」、「原発に対する考え方」、「特定秘密保護法に対する考え方」などを中心に懇談をしました。
1月1日に初回放映があり、以降1月中の週末を中心に16回~20回程度の再放送も予定されているとのことです。(詳しい放送日程が決まったところでご連絡を頂くことになっていますので、その際にあらためて告知させていただきます。)お時間のある方は、是非ご覧ください。
午後4時半からは、伊那谷の多くの市町村によって構成されている三峰川総合開発事業促進期成同盟会の要望書を、期成同盟会の事務局を務めている上伊那広域連合の広瀬事務局長から頂きました。標題は、「戸草ダム基本計画廃止に伴う今後の対応に関する要望書」となっています。
戸草ダムは、昭和36年の三六災害や、昭和57年、58年の災害に見舞われた三峰川上流域の地域の皆様の安全を確保するために計画され、用地買収もほぼ完了し、治水、利水を目的とした多目的ダムとして建設の準備が進められていましたが、田中康夫知事の「脱ダム宣言」を発端として、利水者である長野県が撤退を表明し、計画が中断してしまいました。
その後の事業全体の見直しが行われ、「ダムの建設は社会経済情勢の変化にあわせ時期を検討する」という方針が決定され、現在に至っています。
要望書では、近年多発する豪雨や深層崩壊のリスクの高まりなどを踏まえ、期成同盟会として、天竜川水系河川整備計画の着実な推進と、戸草ダムの早期建設に向けた検討を要望されています。
私からは、原子力発電所が停止し、環境と調和した電源の必要性が高まっている今こそ、できれば水力発電としての利水と治水の両方の機能をもったダムとして再設計できないか、検討をお願いしました。
いずれにしても、地域の皆様の切実な声をしっかりと受け止め、ダムの早期実現に向けて頑張っていきたいと思います。
(右が沐参会の宮澤会長、私の両側が下澤社長ご夫妻です。おいしいお蕎麦を頂きながら楽しい一時を過ごすことができました。心から御礼を申し上げます。)
(伊那ケーブルテレビのスタジオでの収録の様子です。)
(期成同盟会の皆様の声をしっかり受け止め、戸草ダムの建設に向けて頑張ってまいります。)