7月10日は、午後6時半から駒ヶ根市で開催された「長野県伊南倫理法人会設立10周年記念講演会」と懇親会に出席しました。
始めに、石田耕一会長から、本日の後援会の趣旨や倫理法人会の紹介と、10周年を機に、さらに発展を期していきたいとのお話がありました。
本日の記念講演会の講師は、有限会社クロフネカンパニー代表取締役の中村文昭さんです。素晴らしい公演でしたので、以下にその概要をご紹介します。
中村さんは、三重県の高校を卒業後に上京し、偶然出会った師匠に弟子入りし、野菜の行商をしながら様々なことを学び、「出会いを活かす4つの鉄板ルール」を体得します。
そのルールとは、
1.返事は0.2秒(素直な心で即、返事することにより、相手の心をつかめ)
2.頼まれ事は試され事(人から頼まれたら、試されていると思って相手の予想を上回れ)
3.出来ない理由を言わない(大抵の事はできなかったのではなく、やらなかった結果)
4.今できることをやる(そのうちやる、は永遠にやらない。 とにかく探して動き出せ)
19歳で、師匠から六本木の飲食店を任され、その後2年間でテンポは5店舗まで拡張。
21歳で、三重県にもどり飲食店を出店、大成功をおさめます。
32歳で、体験談を聞きたいとの依頼で初講演。以来、全国を飛び回り、現在全国の小・中・高校などで年間300本以上の講演をされています。
また、35歳の頃から、北海道で「ひきこもり・ニート」と呼ばれる若者を集めて無農薬での農業をするプロジェクトを立ち上げておられます。
さらに、全国で出会った素敵な先生を紹介する「あこがれ先生プロジェクト」を全国で展開され、今年の8月11日には、篠ノ井市民会館での開催が予定されています。
特に、印象に残った言葉は、
「お金の出口(使い道)が大切。自分の贅沢のためではなく、人のためになることを目標とする。」
「一人一人のお客さんを喜ばせ、役に立つことを考えて行動し続けた結果、多くの人たちの助けが得られた。」
「アメリカ型の「目標達成型」ではなく、「天命追求型」の生き方をしている。すなわち、周りで困っている人を手伝うことを続けることにより、まわりの人から役割を与えられる。その役割を果たすことにより、さらにあてにされるようになり、仕事が増える。自らの役割を楽しんで生きるのが「天命追求型」の生き方。」
会場の皆さんの反応の良さも手伝って、中村さんの講演にも熱が入り、予定時間を大幅に超過しての講演でしたが、時間の過ぎるのを忘れるほど、笑って、そして感動して泣ける、素晴らしいお話でした。
講演会の後で、有志の皆さんによる懇親会が行われ、それぞれの皆様からご挨拶がありました。私からも、「元気が出るお話を聞くことができました。こうした前向きな意識で地域を元気にして下さるのが倫理法人会のメンバーの皆様だと思います。伊南倫理法人会の益々のご発展をお祈りします。」とご挨拶を申し上げました。
(始めに、石田耕一会長からのご挨拶がありました。)
(自らの体験に基づき、皆が引き込まれる素晴らしい講演をして下さった中村文昭さんです。)
(クリックすると中村さんのプロフィール(pdfファイル)をご覧になれます。)
(懇親会の最後に10周年の記念撮影を行いました。皆様の益々のご活躍を祈念します。)