本日(5/21)は、雲がほとんどない快晴に恵まれ、伊那市の自宅の庭で金環日食を見ることができました。
朝7時頃から、大きめの段ボールを用意してピンホールカメラの原理で箱の中に太陽の逆像を映したり、日食観察用のメガネをかけたり、デジタルカメラに日食メガネのフィルターをかぶせて撮影したり、さらに木漏れ日の形の変化を観察するなど、様々な方法で日食を満喫しました。
印象的だったのは、金環日食になり、あたりが夕方のような明るさになってくるとともに、急激に気温が下がり、肌寒さを感じたことでした。あらためて太陽の光のパワーの大きさを実感しました。
また、日食観察メガネで観察すると、太陽をさえぎる月が立体的に感じられました。
月は太陽の右上から重なっていき、金環になった後、左下に移動して、午前9時少し前に、もとの太陽の形にもどりました。宇宙の神秘と美しさを感じた約2時間の観察でした。
(午前7時32分、日食メガネのフィルター越しにデジカメで撮影した金環日食です。)
(木漏れ日を見ると、これも円形になって揺れています。とても幻想的でした。)
その後、家内とともに、「ぼたん寺」として有名な伊那市高遠町の遠照寺を訪問しました。
全ての花が満開になるまでにはあと数日かかる様子でしたが、白やピンク、赤や紫など、早めに咲いたぼたんの花が迎えてくれました。
遠照寺は、手打ち十割そばの「南無庵」も有名です。是非皆様おでかけください。
(参道には、ぼたんの花と和傘が並び、とてもよい雰囲気です。)
(見事なピンクのボタンですね。)
お昼には、4月17日の内覧会に伺った高遠町藤沢の「こかげ」で食事をしました。
豚の角煮をメインにした「こかげご膳」を頂きました。地元の食材をふんだんにつかったお料理が本当においしかったです。
(これが「こかげご膳」です。おいしくて、大満足のお昼でした。)
(食後には、テラスに出て、美しい新緑を見ながら、おいしいコーヒーを頂きました。時の立つのをわすれるほっとするひとときでした。)
(おいしい料理を作ってくださった「グループこかげ」の皆様です。皆様、ごちそうさまでした。)
午後には、荒廃農地から景観をまもろうとの趣旨で、2004年から地元の有志の皆様により運営されている「花色たかとお ポレポレの丘」を訪問しました。
アヤメやアイリスなどの花を楽しみながら歩き、丘の頂近くにある「ポレポレカフェ」に到着。カフェを担当されている伊藤律子さんから、四季折々の花の写真を見せて頂いたり、色々なお話を伺いました。
4月の水仙まつりの際には、黄色い水仙が見事だったそうです。これから、アイリスまつりも行われるそうです。また、訪れたいと思います。
(これが全体の案内図です。25000平方メートルの面積に250種類の草木が植えられているとのことです。)
(ちょうどアヤメがきれいに咲いていました。)
(お話をお聞かせ下さった伊藤律子さんです。伊藤さんも担当される花畑を持ち、管理されています。)
(水辺には九輪草もたくさん咲いていました。様々な花が楽しめるのがポレポレの丘の魅力です。)