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奪還の会で福島県の被災地で支援活動(4日目)

2011年3月28日 月曜日

本日(3/28)は、福島県内で被害を受けた他の地域を訪問しました。

はじめに、県内で震度6強と、もっとも強い地震があった国見町を訪ねました。

国見町では、町役場の地盤が傾き、業務ができなくなったため、観月台文化センターという施設の大ホールに役場機能を移して、被災者の支援活動を行っていました。


(ホールが臨時役場になっていました。一部のパソコンも被害を受け、新たに購入したそうです。)

ボランティアで活動している女性の皆さま方からもお話を伺うことができました。皆さん、朝6時半から朝食の用意をはじめ、10時のお茶の時間、昼食、午後3時のおやつ、夕食のお世話をして。6時過ぎまで働くそうです。


(おいしい甘酒、うめぼし、大学芋などをごちそうになりました。ありがとうございました。)

副町長さんからは、
「国見町では全壊が49戸、半壊が29戸、一部損壊が約1000戸という状況で、仮設住宅に130戸の申し込みがあり、現在43戸を建設中。」
「現在の制度では、仮設住宅に入れるのは全壊の被害を受けた方のみだが、2世帯住宅の1部が壊れ、若い世帯だけが避難している例などもあり、半壊でも入居できるよう、基準の緩和が必要。」
など、貴重なお話を伺いました。


(中央が国見町の副町長さんです。お話をお聞かせ下さいまして、ありがとうございました。)

 

その後、避難所となっている大木戸ふれあいセンター、伊達市伊達体育館、飯坂温泉観光会館「パルセいいざか」、野田町集会所の4か所で支援物資をお渡ししました。


(「パルセいいざか」では、男性用の保温性の高い肌着や女性の下着が大変喜ばれました。)

 

福岡駅近くで皆で昼食をとった後、亀岡よしたみ先生の事務所で皆様にご挨拶をしてすべてのミッションを終え、一路党本部へと向かいました。


(亀岡事務所の前で関係者一同で記念撮影。皆様、本当にお世話になりました。)