本日(2/16)は、伊那市美篶(みすず)の上原獅子舞クラブの皆様を訪問しました。
上原獅子舞クラブは、私の美篶地区後援会長をお務め頂いている橋爪弥六会長が、昭和50年に古い獅子頭を公民館で発見されたのがきっかけで、昭和54年に橋爪会長を中心に発足されたそうです。
見つかった木製の頭は重く、こわれやすいので、型をとってプラスチック製の頭を2つ複製し、使用しているとのこと。
クラブのメンバーは、現在35歳から72歳まで、17名の方で、元旦には、獅子舞で上原区の各戸をまわるとともに、地域の老人ホームなども訪問するそうです。
4月には敬老会、夏には、地域の高齢者施設の夏祭り、10月には秋祭り、11月には文化祭と、一年中活躍されています。
敬老会などの際には、獅子舞の他、太鼓の演奏や、村芝居なども行い、大好評だそうです。村芝居の演目は、「水戸黄門」や「忠臣蔵」、「岸壁の母」や「一本刀土俵入り」、「遠山の金さん」「上海の花売娘」など、幅広く、衣装は自前で調達しているとのこと。
皆さんは、獅子(しし)にちなんで、原則として毎月4日と16日(ししじゅうろくだから)に集まって練習をされているそうです。
今日は、皆様との懇談の中で、皆様からのご質問に応える形で、今後の政局の見通し、TPPについての考え方、財政危機への対応策などについてお話をさせて頂きました。やはり皆さんも様々な点について危機感を持っていらっしゃることを感じました。
懇談会の後、皆さんで実際に獅子舞を演じてくださいました。お正月で演じて以来久しぶりとのことでしたが、息の合った舞にほれぼれしました。
特に、後半部分で、ひょっとこが寝た獅子をつついて起こし、逃げ回ったり、背中に乗ったり、果ては背中で逆立ちをするという見事な技に感激しました。
上原獅子舞クラブの皆さんの活躍が、まさに地域の元気を引き出す原動力であることを感じました。
(笛、太鼓、獅子舞が一体となった素晴らしい獅子舞です。)
(これが後半クライマックスの獅子の上での逆立ちシーンです。びっくり。)
(私の左が橋爪会長、私の右が、現会長の大場強志さんです。大場さんは、伊那市のトリムバレーの会長としても活躍されています。皆様、素晴らしい演技をご披露頂き、有難うございました。)