9月17日は、北海道厚岸町で開催された「第42回全国豊かな海づくり大会」に出席しました。
午前8時からは、釧路市内で、ホタテ漁業関係者の皆様との意見交換を行いました。
ご出席くださったのは、北海道漁業協同組合連合会の阿部国雄会長、常呂漁業協同組合の高桑康文組合長、北海道の土屋俊亮副知事をはじめとする皆様です。
私からは、ALPS処理水の海洋放出に伴う輸入規制措置等により影響を受けている水産事業者を支援するために取りまとめた政策パッケージについて説明し、早急に実行に移して行くことや、輸出と国内消費を含めて消費の拡大をしていくことが重要であることなどを申し上げました。
ホタテ漁業関係者の皆様からも様々なご意見やご要望を伺うことが出来ました。全国の漁業者の皆様が将来にわたり、安心して漁業を継続できるよう必要な対策を講じ続けるとともに、現場の皆様に寄り添った取り組みを進めて参ります。
午前9時より、くしろ水産センターマリントポスにて、魚市場建設地の視察や、水産資料館の視察を行いました。釧路市及び漁業関係者の皆様との懇談では、釧路市の蝦名大也市長から釧路市の水産物の状況等に関する説明を受けました。
その後、厚岸町に移動し、会場到着時に、大会長である細田博之衆議院議長、全国漁業協同組合連合会の坂本雅信会長、大日本水産会の枝元真徹会長、伊藤信太郎環境大臣にお会いしてご挨拶をしました。
お昼に頂いた「あっけし彩り弁当」は、地元ならではの食材をふんだんにつかったとても美味しいお弁当でした。
午後13時からは、天皇皇后両陛下のご臨席の下で開催された「第42回全国豊かな海づくり大会」北海道大会に出席しました。
「全国豊かな海づくり大会」は、水産資源の維持培養と海や湖沼・河川の環境保全に対する意識の高揚を図るとともに、水産業に対する認識を深めるための国民行事として、天皇皇后両陛下のご臨席の下、昭和56年から実施をされています。
厚岸漁港屋根付き岸壁特設会場にて開催された式典行事における、功績団体等表彰では、農林水産大臣賞を受賞された宮崎県内水面振興センターの代表者に対し、表彰状授与を行いました。
最優秀作文の発表では、最優秀作文に選ばれた小野珠和(みわ)さんの朗読を聞き、とても感動しました。
式典行事の後には、会場内に設置された企画展示ブースで、北海道における水産資源保全活動の取組や、厚岸漁港の整備の経緯、稚魚の放流の効果などについて説明を受けるとともに、おいしい「あっけし極ミルク65」を頂きました。
その後、放流会場に移動し、午後15時20分からは、海上歓迎・放流行事が行われました。
和太鼓演奏や漁船による盛大な漁法紹介が行われた後、放流のセレモニーでは、天皇皇后両陛下に続いて、大型のカレイである「マツカワ」の稚魚の放流を行いました。
すべての行事を無事終え、東京に向かいました。大変充実した農林水産大臣としての初出張でした。
ホタテ漁業関係者の皆様との意見交換の冒頭に私からご挨拶を申し上げているところです。
くしろ水産センターマリントポスの展望エリアで蝦名釧路市長から魚市場建設地の説明を受けているところです。
くしろ水産センター水産資料館で様々な漁法などについて説明を伺っているところです。
釧路市及び漁業関係者の皆様との懇談では、釧路市の水産物の状況等についてお話を伺いました。
蝦名釧路市長との記念撮影です。
大会長である細田博之衆議院議長との記念写真です。
全国漁業協同組合連合会の坂本雅信会長(右)、大日本水産会の枝元真徹会長との記念写真です。
伊藤信太郎環境大臣との記念写真です。
お昼に頂いた「あっけし彩り弁当」です。
「あっけし彩り弁当」の説明書です。大変多くの地元の食材が使われていることがわかりました。
式典行事の開会前の様子です。(NHK総合テレビで放映された映像です。)
功労団体等表彰の際の様子です。(NHK総合テレビで放映された映像です。)
私は、宮崎県内水面振興センターへの表彰状の授与を行いました。(NHK総合テレビで放映された映像です。)
最優秀作文に選ばれた小野珠和(みわ)さんの作文です。珠和さんの朗読を聞き、とても感動しました。
式典の後に訪問した企画展示ブースの天井には、多くの大漁旗が飾られていました。
厚岸漁港の整備の経緯について説明を受けているところです。
放流会場の様子です。私は、右手の方に映っています。(NHK総合テレビで放映された映像です。)
海上歓迎行事では、会場前を通過する船に皆で手を振りました。この後、この樋にマツカワを放流しました。(NHK総合テレビで放映された映像です。)