9月1日は、午前9時より「厚生労働部会 看護問題小委員会」に出席しました。
本日は、冒頭に、田畑裕明厚生労働部会長および田村憲久委員長からご挨拶がありました。
続いて、厚生労働省および文部科学省から「令和5年度看護関係予算概算要求」について説明を受けるとともに、日本看護連盟をはじめとする多くの看護関係団体の皆様から要望内容についてご説明を頂き、質疑を行いました。
団体の皆様や出席議員からは、概算要求における看護の現場で働く方々の処遇改善について、対象となる医療機関や職種が限定されていることを踏まえ、全ての方々の処遇改善を求める発言が多く出されました。
田村委員長からは、対象の拡大については、持続可能な制度とするために、財源の手当ても含めた抜本的な見直しが必要であることを踏まえて、検討していく、との趣旨でご発言がありました。
午後1時からは「文化立国調査会・日本遺産推進議員連盟 合同会議」に出席しました。
本日は、冒頭、山谷えり子文化立国調査会長と下村博文日本遺産推進議員連盟会長からご挨拶がありました。
議事では、文化庁および観光庁より「日本遺産 平成28年度認定地域総括評価と継続審査の結果」「日本遺産関連の概算要求」「今年度の日本遺産関連事業の取組」についての説明を受けました。
さらに、日本遺産連盟の会長である北九州市の北橋健治市長から、「日本遺産認定自治体からの要望」についてご説明を頂き、質疑を行いました。
日本遺産には、現在104の取り組みが指定されています。私からは、新たに指定を目指す場合の手続きについて、質問した結果、まず候補地への選定をめざして申請を行い、認められれば3年間の取り組みを行い、その評価によって指定の可否が決定される、との回答を得ました。
また、インバウンド観光の振興につなげるため、海外観光客目線での外国語による情報発信をさらに充実させるべき、との意見が多く出されました。
日本遺産の概要については、ポータルサイトをご参照ください。
厚生労働部会 看護問題小委員会で日本看護連盟の冨田きよ子会長代行から要望についてご発言を頂いているところです。
文化立国調査会・日本遺産推進議員連盟 合同会議での山谷えり子文化立国調査会長のご挨拶です。