12月9日は、午前10時から「農林役員会」に出席し、農林部会長として司会進行を行いました。
本日は、伊東 畜産・酪農対策委員長のご挨拶に引き続き、農水省より畜産物価格及び関連対策に関する農林水産省と財政当局との折衝状況等について説明を受け、内容についての了承を頂きました。
さらに、「令和3年度畜産物価格等の決定にあたっての決議(案)」についての審議が行われ、先生方のご意見を踏まえて修正することを前提にご了承を頂きました。
午後1時からは「税制調査会小委員会」に出席しました。本日は、ペンディングとなっていた自動車関係税制等の項目について最終案が示され、説明が行われました。
今回の税制改正では、「農業経営基盤強化準備金の2年延長」「農業競争力強化支援法の事業再編促進機械等の割増償却等の2年延長」「農業、林業、木材加工業、木材市場業、堆肥製造業について軽油引取税の課税免除の特例措置の3年延長」が認められた他、他部会との共同提案である「研究開発税制の控除上限の引き上げ」や「中小企業のM&Aにおける準備金制度の創設」などが認められるなど、多くの成果を得ることが出来ました。
午後2時からは、農林関係団体で組織する農政推進協議会の皆様の主催による「農林税制に関する団体報告会」が行われました。
はじめに私から、農林部会長として、農林部会の税制改正重点事項について結果をご報告を申し上げ、引き続き、各班のリーダーをお務め頂いた野中厚先生、進藤金日子先生、細田健一先生、田中英之先生の4名の農林部会長代理の先生方から担当分野の結果についてご報告を頂きました。
報告会に出席いただいた先生方のご紹介の後、農林水産省を代表して経営局参事官からご挨拶を頂きました。
次に、団体を代表して、全国農業協同組合中央会の肱岡弘典常務理事、日本林業協会の前田直登会長、食品産業センターの田辺義貴専務理事、全国農業会議所の柚木茂夫専務理事から御礼のご挨拶を頂きました。
最後に、私から、今回の税制改正を活用して農林業の発展を図るため、皆様の一層のお力添えをお願いし、御礼のご挨拶を申し上げました。
午後4時からは、本日2回目の「農林役員会」が開催されました。
はじめに、「令和3年度畜産物価格等の決定にあたっての決議(案)」が了承されました。
次に、令和3年度の畜産・酪農に関する生産者補給金等及び関連対策について、伊東畜産・酪農対策委員長より関係団体の皆様にご報告を頂きました。
午後4時半からは「畜産・酪農対策委員会」が開催されました。
はじめに、伊東良孝畜産・酪農対策委員長から「令和3年度畜産物価格等の決定報告」を頂き、質疑が行われました。
つづいて「令和3年度畜産物価格等の決定にあたっての決議(案)」が読み上げられ、了承されました。
ここで、「農林・食料戦略調査会、農林部会合同会議」に切り替え、合同会議において、改めて「畜産物価格及び関連対策」と「決議」が了承されました。
ここで、関係団体を代表して、全国農業協同組合中央会 畜産・酪農対策委員会の金原壽秀畜産委員長と小野寺俊幸酪農委員長、日本酪農政治連盟の佐藤哲委員長、全国肉牛事業協同組合の中林正悦理事長、日本養豚協会の香川雅彦会長、日本養鶏協会の齋藤利明会長からご挨拶を頂きました。
塩谷立農林・食料戦略調査会長からご挨拶を頂いた後に、団体の皆様はご退席されました。
つぎに、2つ目の議題である「新たな土地改良長期計画(案)」について農水省から説明を受け、質疑を行いました。
この「新たな土地改良長期計画(案)」については、来年3月の閣議決定に向けて、引き続き2月ごろの農林合同会議でご議論を頂く予定です。
税制調査会小委員会での宮沢洋一小委員長のご挨拶です。
畜産・酪農対策委員会で農林部会長としてご挨拶をしているところです。
農林・食料戦略調査会、農林部会合同会議でご挨拶される塩谷立 農林・食料戦略調査会長です。