9月29日は、午前8時から「砂防事業促進議員連盟総会」に出席しました。
本日は、鈴木俊一会長と岩井茂樹国土交通副大臣のご挨拶に引き続き、国土交通省の今井一之砂防部長より「砂防行政に関する現状と課題」について説明を受け、質疑を行いました。
今井部長の説明の中で、伊那谷における砂防事業の効果の説明があり、令和元年東日本台風では昭和36年の36災の1.3倍の降雨量があったにも関わらず、死者や浸水などの被害が無かったことが紹介されました。
これを受けて、私からは、「こうした手法で全国の砂防事業の効果をきちんと広報するとともに、砂防事業の推進によってハザードマップ上の危険エリアが減少することを示して、国民的理解を得る努力をすべきである」との意見を申し上げるとともに、近年の豪雨の増加により伊那谷における浸水リスクが高まっていることを踏まえ、戸草ダムの建設が必要であることを訴えました。
総会の最後には、「砂防事業の推進にかかる決議(案)」が承認されました。
午後2時からは、「自由民主党 国防議員連盟 勉強会」に出席しました。
本日は、衛藤征士郎会長のご挨拶に引き続き、事務局長の佐藤正久先生から「イージス・アショア代替・洋上案」について説明を受けました。
引き続き、元海上自衛隊自衛艦隊司令官の松下泰士様と元イージス艦「こんごう」「ちょうかい」艦長の平田峰男様よりご意見を伺い、質疑を行いました。
私からは、イージス・アショア建設を計画した際には、弾道ミサイル対処のみが目的であったが、現在は、超音速滑空体(HGV)や極超音速巡行ミサイル(HCM)への対処能力を持つことが必須であり、単なるイージス・アショアの機能を別の形で実現するのではなく、こうした新たな脅威にも対応できるようなミサイル防衛システム全体を再設計する観点から議論をすべき、との意見を申し上げました。
砂防事業促進議員連盟総会での鈴木俊一会長のご挨拶です。
伊那谷における砂防事業の効果を示した資料です。
自由民主党 国防議員連盟 勉強会での衛藤征士郎会長のご挨拶です。