6月18日は、午前8時から「消費者問題調査会」に出席しました。
本日は、「第4期消費者基本計画の工程表の策定」と「新型コロナウイルス感染症に関する消費者庁の対応」について、消費者庁より説明を受け、質疑を行いました。
私からは、エシカル消費(人や社会・環境に配慮して消費者が自ら考える賢い消費行動)の普及啓発のためには、商品やサービスなどの基準やガイドラインの明確化や認証などの仕組みの整備が必要であること、新型コロナウイルス感染症対策では、次亜塩素酸水の効能や使用法に関する評価や情報発信が遅く、混乱を招いたことを踏まえ、迅速な対応をすべき、との意見を申し上げました。
午前9時からは「中小印刷産業振興議員連総会」に出席しました。
本日は、中曽根弘文会長と伊藤達也幹事長のご挨拶に引き続き、新たに会長に就任された全日本印刷工業組合連合会の滝澤光正会長からご挨拶を頂きました。
引き続き、全日本印刷工業組合連合会の池尻淳一専務理事から、新型コロナウイルス感染症に対する中小印刷会社への影響等と要望内容についての説明を頂きました。
経済の回復を目指して行われるGo To Travelキャンペーンでも、全国各地の印刷業の皆様が活躍していただけるよう、応援をしていきたいと思います。
午前10時からは、「西村経済財政政策担当大臣と日本商工会議所との意見交換会」に出席しました。
始めに、日本商工会議所の三村明夫会頭から「新型コロナウイルスの中小企業経営等への影響」についてのご説明を含めたご挨拶を頂きました。
西村康稔大臣からは、新型コロナウイルス感染症の経緯と現状、明日からの社会経済活動の引上げ、我が国が抱える課題と前向きな動き、今後の経済財政運営についての考え方などに触れながらご挨拶がありました。
私からは、一昨日の「雇用対策に係る副大臣会合」開催に触れ、地域の商工会議所で仕事が減少した職種の皆様と農家をつなぐ取り組みをされていることに敬意を表し、さらにお力を頂くことをお願いしました。さらに、金融担当副大臣として、政府系金融機関と民間金融機関による資金繰り支援に引き続き努力していくことをお誓いしてご挨拶をしました。
神田憲次政務官からもご挨拶があり、引き続き、オンラインで参加された全国10か所の商工会議所会頭の皆様からご意見を頂き、西村大臣からお答えをしました。
約1時間半にわたる大変充実した意見交換会でした。
午後3時からは、超党派「山の日議員連盟」総会に出席しました。
本日は、衛藤征士郎会長のご挨拶に引き続き、一般社団法人 全国山の日協議会の梶正彦理事長と手塚友惠常務理事から「山の日全国大会の延期」などについてご説明を頂き、公益社団法人 日本山岳ガイド協会の武川俊二理事長と北アルプス山小屋友好会の山田直会長と槍ヶ岳観光株式会社の穂苅大輔さんから「山を巡る情勢と対応」についてのお話を頂きました。
私からは、感染症拡大防止策を取りながらの山小屋経営の課題について質問をするとともに、金融庁として、資金繰り支援などを全力で行うことをお誓いしました。
午後4時からは「地方居住推進議員連盟 第17回総会」に出席しました。
本日は、石田真敏会長のご挨拶に引き続き、テレワーク推進フォーラムの宇治則孝会長から「地方創生に資するテレワークの推進について」と題したご講演を頂きました。
コロナ感染防止対策は、社会全体の意識改革の絶好の機会であり、テレワーク活用による大都市一極集中の是正や地方居住をふまえた新しいまちづくりの原動力となる、とのお話を伺い、大変心強く感じました。
午後4時50分過ぎからは、「新型コロナウイルス感染症対策本部」に出席しました。
会議では、新型コロナウイルス感染症への対応について議論が行われました。
安倍総理からは、本日の議論を踏まえ、次のような趣旨で発言がありました。
1.明日、社会経済活動のレベルをもう一段引上げ、都道府県をまたぐ移動について制限がなくなること、一定の人数や収容率の下で、コンサート等のイベントが開催可能となること、接待を伴う飲食業等についても、ガイドライン遵守を前提に休業要請を撤廃すること。
2.明日から、接触確認アプリを導入し、クラスター対策を強化すること。
3.国際的な人の往来を部分的・段階的に再開していくこと。
4.我が国の検査能力・体制の拡充を進めること。
コロナ時代の新たな日常に向かって、感染予防と両立しながら社会経済活動を回復させていく取組をしていかなければなりません。
安倍総理の発言の全文については、首相官邸のホームページをご参照ください。