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宮下 一郎

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消費者政策会議、未来投資会議構造改革徹底推進会合、大学病院を支援する議員連盟、戦略研究会、新型コロナウイルス関連肺炎対策本部、経済財政諮問会議、綜學勉強会に出席

2020年3月31日

3月31日は、午前8時5分から首相官邸で開催された「消費者政策会議」に出席しました。

本日は、第4期消費者基本計画についての議論が行われ、了承されました。


午前9時20分からは、「未来投資会議構造改革徹底推進会合 地域経済・インフラ会合(農林水産業)」に出席しました。

冒頭に、私からご挨拶を申し上げた後に、AGRIST株式会社の高橋慶彦取締役COOから「農業の人手不足をAIと収穫ロボットで解決」と題したお話を伺い、次に、株式会社イケマコの池田大志代表から、「農業をサポートするサービス事業SMART AGRI」と題したお話を伺いました。

引き続き、農林水産省より「スマート農業の社会実装に向けた取組」について説明を受け、質疑を行いました。

改めて、スマート農業の可能性と重要性を再認識することが出来ました。


午前11時からは「大学病院を支援する議員連盟総会」に出席しました。

本日は、国立大学病院長会議常置委員長である千葉大学の山本修一先生からご挨拶を頂いた後に、聖マリアンナ医科大学、藤田医科大学、東京慈恵医科大学、順天堂大学、横浜市立大学より、「大学病院における新型コロナウイルス感染症における対応」についてのお話を伺いました。

コロナウイルス感染症の患者を受け入れる際の経済的負担や体制整備の負担などが想像以上に大きいことを知ることが出来ました。同時に、医療崩壊を起こさないためにも、感染拡大を抑止することが重要であることを強く感じました。


午前11時45分からは「戦略研究会」に出席しました。

本日は、理化学研究所革新知能統合研究センターの杉山 将 センター長より「AIの最新状況」についてのお話を伺い、質疑を行いました。

AIの社会実装に向けた課題などについて体系的に学ぶことが出来ました。


午後2時半からは「新型コロナウイルス関連肺炎対策本部」に出席しました。

本日は、内閣官房、厚生労働省、外務省より「新型コロナウイルスに関する対応状況等」についての報告を受け、質疑を行いました。

出席議員からは、多角的な観点からの様々な意見が出されました。


午後5時15分からは、首相官邸で開催された「経済財政諮問会議」に出席しました。

会議では、当面の経済財政政策(特に緊急経済対策)及びデジタル・ニューディールの推進について議論が行われました。

安倍総理は、本日の議論を踏まえ、次のように発言されました。

「本日は、まず、経済対策の取りまとめに向けて、議論を行いました。

新型コロナウイルスの感染拡大により、世界全体で経済活動が縮小し、我が国経済にも甚大な影響を及ぼしています。今は、感染拡大と重症化の防止が最優先ですが、その後は、日本経済を再び確かな成長軌道へと回復させて行かなければなりません。そのためには、甚大な影響のマグニチュードに見合うだけの強大な経済政策を打ち出していきます。

こうした考えの下、先日、私から西村経済財政政策担当大臣に対して、緊急経済対策を、今後1週間程度のうちに取りまとめるよう、指示いたしました。26兆円の総合経済対策等に加えて、新たな補正予算を編成し、前例に捉われることなく財政・金融・税制を総動員して、思い切った措置を講ずることといたします。

まず、根本的な問題解決には、治療薬・ワクチンの開発・普及が鍵となります。
この研究開発を最優先の課題として位置付け、一気に加速するとともに、国際協調的な取組に我が国がリーダーシップを発揮し、世界に貢献してまいります。

そして、有識者議員の御提言にあるように、まずは、皆様の雇用・家計・事業を守り、国民生活の安全・安心を確保していきます。

そして、次の段階として、V字回復の反転攻勢に向けた需要喚起をしっかりと行うとともに、このピンチを、デジタル化など未来に向けた社会変革の契機としていく。そうした覚悟で、取り組んでまいります。

正にそうした問題意識の下、デジタル・ニューディールの推進について、議論を行いました。デジタル化・リモート化を、我が国経済のV字回復の起爆剤、かつ社会変革の原動力と捉え、そのための環境整備を、スピード感を持って強力に推進してまいります。

特に、今回のコロナウイルス感染拡大に伴い、例えば、東京などで不要不急の外出の自粛が要請されているような状況の中で、テレワークや遠隔教育の活用は、国民生活の維持の観点から、喫緊の課題です。また、患者の方々のみならず、コロナウイルスとの闘いの最前線で活躍されている医師・看護師の皆様を、院内感染リスクから守るためにも、オンライン診療を活用していくことが重要です。

そのため、現状の危機感を踏まえた緊急の対応措置を、規制改革推進会議で至急取りまとめていただきたいと思います。」


午後6時半からは、「綜學勉強会」に遅れて出席しました。

本日は、林英臣先生から「山鹿流兵法」についての講義を頂きました。現代にも通じる武士道の本質について多角的な学ぶことが出来ました。

午後7時すぎからは、新型コロナウイルス問題に対する意見交換会が行われました。

出席メンバーから、感染拡大抑止の政策、経済対策、中長期的な戦略、外交・安全保障面での考察などの示唆に富む意見が発表されました。私からも、政府・与党における対策取りまとめの考え方についてお話をしました。最後に、林英臣先生から総括をしていただきました。

今回の問題は、日本と世界の構造転換の契機となることを再認識するとともに、新たな日本の未来を拓くための転機としなければ、との思いを強くした意見交換会でした。


(消費者政策会議の様子です。)


(未来投資会議構造改革徹底推進会合 地域経済・インフラ会合(農林水産業)の冒頭に、私からご挨拶を申し上げているところです。)


(大学病院を支援する議員連盟総会でご挨拶される千葉大学の山本修一先生です。)


(戦略研究会での西村康稔会長のご挨拶です。左は、ご講演を頂いた杉山 将先生です。)


(新型コロナウイルス関連肺炎対策本部での田村憲久本部長のご挨拶です。)


(経済財政諮問会議で安倍総理が発言をされているところです。)


(綜學勉強会で講演をされる林英臣先生です。)


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  • 宮下 一郎(みやした いちろう)
    昭和33年8月1日生まれ。妻、長女、長男との4人家族。
    趣味は手品(子どもの頃からの趣味でレパートリーは百数十種類に及ぶ)
    写真撮影 (家族写真、特に子どもの写真を多く撮影)
    映画鑑賞(高校時代には映画制作に熱中。黒澤明監督作品のファン)
    座右の銘は 「誠実」「着眼大局 着手小局 (Think globally, Act locally)」

  • 略 歴

    昭和58年東京大学経済学部卒 住友銀行入行
    平成3~8年大臣秘書官(防衛庁、環境庁、厚生省)
    平成15年衆院議員初当選
    平成19年財務大臣政務官
    平成24年自民党経済産業部会長
    平成26年財務副大臣
    平成28年衆議院財務金融委員長
    令和元年内閣府副大臣
    令和2年自民党農林部会長
    令和5年農林水産大臣
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