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宮下 一郎

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伊那市議員連盟の皆様と美和ダム再開発事業、戸草ダム建設予定地を視察しました

2018年10月26日

10月26日は、午前中に地元に戻り、午後から伊那市議会議員の先生方による後援会である伊那市議員連盟の皆様とともに、伊那市長谷の美和ダム再開発事業と戸草ダム建設予定地を視察しました。視察には、伊那市の白鳥孝市長も同行してくださいました。

美和ダムは、洪水時に貯砂ダムを通過した細かい土砂が混じった水を分波堰で堰き止め、土砂バイパストンネルに導く構造を持っています。

これに加え、現在、美和ダム湖の中の堆砂を浚渫して送泥菅で分波堰の上流に戻し、ストックヤードに貯めておき、洪水時に土砂バイパストンネルからダム下流に排砂するための工事を進めています。

本日は、このストックヤードの工事現場を視察し、国土交通省三峰川総合開発工事事務所の皆様から説明を受けました。

次に、戸草ダムの建設予定地を視察しました。戸草ダムは、平成2年に建設に関する基本計画が告示されたものの、平成13年に長野県知事が発電事業の取り下げ申請を行ったことにより建設がストップしています。

平成21年に策定された「天竜川水系河川整備計画」においては、「戸草ダムについては、今後の社会経済情勢等の変化に合わせ、建設実施時期を検討する。」とされています。

異常気象による水害が各地で発生しており天竜川水系のリスク低減を図るためにも上流のダムの治水機能の強化が必要であること、CO2フリーの水力発電が地球温暖化対策として求められていること、逆に渇水のリスクも高まっていることなどを踏まえれば、まさにダム建設が必要な情勢変化が起こっていると言わざるを得ません。

現地視察の後に、長谷の「入野谷」において、長年ダム事業に関わってこられた中山晶計さんから、昭和36年、57年などの大水害の状況、ダム建設計画に向けた歴史などについてお話を伺い、質疑を行いました。

その後、皆様との懇親会が行われ、冒頭に私から国政報告をさせて頂きました。皆様と、戸草ダム建設実現に向けて力を合わせていこう、との思いをともにしました。


(美和ダムの土砂バイパストンネルの機能の説明です。)


(新たに建設中の堆砂対策のためのストックヤードの説明です。)


(遠くに見えるのが建設中の堆砂のストックヤードです。手前の柵は、バイパストンネルに向かう水の流木止めです。)


(始めに、分波堰の開け閉めをするためのモーターなどの構造を見学しました。)


(ストックヤード工事現場近くに移動し、美和ダムに関する事業の概要の説明を聞きました。)


(ストックヤードの壁は、近くにいくと、とても高いものでした。中央の線の部分までは、埋められて、ストックヤードの底になるとのことでした。壁には、見学に来た小学生や保育園児の皆さんの絵が描かれていました。)


(美和ダム周辺の山々も紅葉が始まっていて綺麗でした。)


(戸草ダムの建設予定地に移動し、資料に基づき、説明を受けました。)


(一緒に視察した皆様との記念写真です。)


(平成16年に作成された戸草ダムの概要資料です。)


(戸草ダムの建設予定地近くからは、遠くに仙丈ヶ岳も見えました。)


(紅葉した木々も多く見られました。)


(下を見下ろすと、かつて森林鉄道が走っていたという橋が見えました。)


(木々が様々に色づき、とても綺麗でした。)


(研修会で、中山晶計さんからお話を伺っているところです。)


(私からは、戸草ダムの実現に向けて皆様と努力していくことをお誓いしました。)


(懇親会の冒頭に私から国政報告を申し上げているところです。)


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  • 宮下 一郎(みやした いちろう)
    昭和33年8月1日生まれ。妻、長女、長男との4人家族。
    趣味は手品(子どもの頃からの趣味でレパートリーは百数十種類に及ぶ)
    写真撮影 (家族写真、特に子どもの写真を多く撮影)
    映画鑑賞(高校時代には映画制作に熱中。黒澤明監督作品のファン)
    座右の銘は 「誠実」「着眼大局 着手小局 (Think globally, Act locally)」

  • 略 歴

    昭和58年東京大学経済学部卒 住友銀行入行
    平成3~8年大臣秘書官(防衛庁、環境庁、厚生省)
    平成15年衆院議員初当選
    平成19年財務大臣政務官
    平成24年自民党経済産業部会長
    平成26年財務副大臣
    平成28年衆議院財務金融委員長
    令和元年内閣府副大臣
    令和2年自民党農林部会長
    令和5年農林水産大臣
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