3月10日は、午前8時から「社会的事業に関する特命委員会」に出席しました。
本日は、株式会社Prima Pinguinoの藤岡慎二代表取締役から「地域活性化・地方創生における社会問題を教育の観点から解決するプロジェクト」について、NPO法人グローバルキャンパスの大社充理事長より「観光・まちづくり等における財源と事業実施ガバナンスの制度設計」について、それぞれご講演を頂き、質疑を行いました。
藤岡さんからは、隠岐島前高校での高校魅力化を「高校でのカリキュラム改革」、「公営塾」、「教育寮」の3本柱で実現し、生徒数をV字回復させ、海士町の人口増につなげた成功例や、全国各地での取組のお話を伺い、感銘を受けました。
また、大社さんからは、従来の観光協会からDMO(Destination Managemant/Marketing Organization)に権限を移した観光開発の重要性とそれを支える新たな財源確保の方策について具体的なご提言を頂きました。地元における観光の未来を考える上で重要な視点であることを強く感じました。
午前9時半には、福井県からお見えになった能登野里山営農組合の村田吉太郎代表をはじめとする皆様から地域での課題などについてのお話を伺い、私からは「中山間地農業を元気にする委員会」の設立の趣旨や「中山間地農業ルネッサンス事業」の概要などについてお話をしました。
事業の改良や拡大をしていくために、これからもご意見を頂きたいことをお願いするとともに、貴重な農地を守っていただいている皆様の取り組みを応援させていただくことをお誓いしました。
正午からは、「超電導リニア鉄道に関する特別委員会」に出席しました。私から幹事長代理の立場で司会進行を行いました。
本日は、「長野県におけるリニア中央新幹線事業」についてのヒアリングを行いました。
はじめに、長野県建設部の水間武樹リニア整備推進局長と飯田市リニア推進部の佐藤公俊参事から現状の取り組みについてのご説明を頂き、引き続いて、伊那商工会議所の川上健夫会頭、駒ヶ根商工会議所の山浦速夫会頭、飯田商工会議所の原勉副会頭、長野県建設業協会の北沢資謹飯田支部長、唐木和世伊那支部長からもご発言を頂きました。
質疑の中でJR東海中央新幹線推進本部の水野孝則副本部長からもご発言を頂き、関係者が連携・協力しながら事業を推進していくことを確認することができた会でした。
午後2時には、豊丘村の下平喜隆村長がお見えになり、新万年橋をはじめとする道路整備や道の駅を活用した地域活性化策などについてのお話を伺い、私自身もしっかりと応援をさせて頂くことをお誓いしました。
(社会的事業に関する特命委員会での伊藤達也委員長からのご挨拶です。その右がご講演を頂いた藤岡慎二さんと大社充さんです。)
(最後まで議論に参加したメンバーで、記念撮影を行いました。)
(能登野里山営農組合の村田吉太郎代表(左端)をはじめとする皆様との記念写真です。)
(超電導リニア鉄道に関する特別委員会の冒頭に開会のご挨拶を申し上げました。)
(特別委員会の終了後に、長野県から参加された皆様と記念撮影を行いました。)
(豊丘村の下平喜隆村長から様々なお話を伺いました。)