12月25日、家内とともに、映画「海賊とよばれた男」を見ました。
出光興産の創業者 出光佐三をモデルにしたドキュメント映画で、明治18年に生まれ昭和56年に亡くなるまでの95年間の壮絶な人生ドラマを描いています。
原作の小説でも感動しましたが、映画でその感動を新たにしました。
社長(店主)が社員一人一人を家族のように大切に思い、社員も、社長が自分の苦労や思いをわかってくれている、との信頼感を持っているが故に、様々な困難にも全員で立ち向かい、乗り越えることができたという、組織力の素晴らしさを感じた話でした。
そして、短期的な損得でなく、常に「日本人として何をなすべきか」を考え、既得権益にも敢然と立ち向かう主人公の姿は、私たちに勇気を与えてくれます。
現在の日本も、人口減少や国際情勢の変化など、様々な課題に直面していますが、「今こそ、出光佐三の姿を思い起こし、皆で力を合わせて未来を切り拓く時だ」との思いを強くした映画でした。
(映画のパンフレットの表紙です。出演者も豪華メンバーで、一人ひとりがとても魅力的でした。)