7月26日は、午前8時から、「政調全体会議・日本経済再生本部・英国のEU離脱に関する緊急特別本部 合同会議」に出席しました。
本日は、経済対策の取りまとめ案が示され、出席議員からは、これに対して多くの意見が出されました。
私からも、農業予算と科学技術予算の増額の必要性を訴えるとともに、地方創生と成長力強化のため、ミッシングリンクの早期解消、産官学によるイノベーション環境の整備、大企業への政労使合意の周知徹底による下請け企業との取引条件の引き上げを重点として取り組むべきであることを意見として申しあげました。
午後1時半からは、「地すべり・がけ崩れ対策都道県協議会 懇談会」に出席しました。
会に先立ち、長野県の役員である長野県議会議長の向山公人先生にお会いすることができました。
この協議会は、39の都道県議会の代表の皆様による組織で、各県一人の世話人国会議員が選任されています。私はこの度、小坂憲次先生の後を受け継いで世話人に就任させていただくこととなりました。
向山議長のご指導の下、長野県の地すべり・がけ崩れ対策にしっかり取り組んでまいります。
午後3時半には、公正取引委員会の菅久修一取引部長と岩成博夫取引企画課長が議員会館に就任のご挨拶に来られました。
菅久取引部長は、私と大学時代のクラスメイトでもあり、本日は公正取引委員会の最近の活動などについて、様々な角度から話を聞くことができました。
午後4時半からは、超党派の「子どもの貧困対策推進議員連盟」のメンバーとして、豊島区のNPO法人 豊島子どもWAKUWAKUネットワークの活動を視察しました。
始めに、NPO法人の栗林知恵子理事長から、説明を受けました。
「池袋本町プレーパーク」では、道具のない原っぱで思いっきり外遊びができる場を子どもたちに提供しています。
さらに、他の団体と連携して、「としま子ども学習支援ネットワーク」を組織し、小学生・中学生・高校生を対象として、11か所で勉強会や学習会を開催しています。
さらに、「子ども食堂」を数か所で月二回開催し、300円で栄養バランスの良い食事を提供し、子どもたちやシングルマザーの皆さんのふれあいと憩いの場を提供されています。
これらの活動を通じて、問題を抱えて引きこもりとなっていた子どもさんが学びの場に復帰するなど、様々な効果が表れているとのことでした。
食堂は地域住民の皆様のボランティア活動によって運営されており、そうした市民レベルの心遣いや支援が大きな力を発揮していることを知り、感動しました。
議連の活動を通じて、行政や政治がこうした活動を支援するために何をすべきかなどをさらに学び、各地での子どもたちへの支援が充実するよう、努力していきたいと思います。
(政調全体会議での稲田朋美政調会長からのご挨拶です。)
(地すべり・がけ崩れ対策都道県協議会懇談会の開会前に、長野県議会議長の向山公人先生にお会いすることができました。)
(私から、新たに長野県の世話人国会議員に就任したことを含め、ご挨拶を申し上げました。)
(公正取引委員会の菅久修一取引部長(中央)と岩成博夫取引企画課長のお二人と、最近の課題について意見交換をさせて頂きました。)
(NPO法人 豊島子どもWAKUWAKUネットワークの栗林知恵子理事長から、活動内容についてお話を伺っているところです。)
(地域のボランティアの皆様によって運営されている食堂の様子についてお話を伺いました。)
(食堂の前で、栗林理事長を囲み、議連メンバーで記念撮影をしました。)