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宮下 一郎

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名君「保科正之公」生誕405年祭に出席、中村不折展を鑑賞、飯田市遺族会総会に出席

2016年4月29日

4月29日は、午前11時から伊那市立高遠町歴史博物館の中庭で開催された「名君 保科正之公 生誕405年祭」に出席しました。

保科正之公は、江戸時代のはじめに2代将軍徳川秀忠のご落胤として生まれ、7歳のときに保科家の養子となって信州高遠に来ました。成人して3代将軍家光の異母兄弟として知られるようになり、26歳で出羽国最上(山形)藩20万石の大大名となるまで高遠城に暮らしました。その後、会津藩23万石の藩主に出世し、さらには幼い四代将軍家綱の後見人としてかじ取りを行い、素晴らしいリーダーとして活躍しました。

保科正之の功績はたくさんありますが、特に、幕政では、末期養子の禁を緩和して各藩の断絶を減らし、先君への殉死を禁止、大名証人制度(人質)の廃止、玉川上水の開削、上野広小路や両国橋を設置するなど、数々の善政を行いました。江戸幕府繁栄の基礎を築いたとも言える大政治家です。

(保科正之について、詳しくは、高遠町のホームページをご参照ください。)

神事では、私も玉串奉奠をさせて頂きました。

お祝いのご挨拶の中で、「人材輩出の高遠町を代表する人物であり、日本を代表する政治家でもある保科正之公を、日本国民に広く知っていただくためにも、テレビドラマ化の実現にむけ、皆様とともに努力してまいります。」とご挨拶を申し上げました。


午前11半すぎからは、伊那市高遠町歴史博物館で開催されている「中村不折 生誕150年」展を見学しました。

中村不折は、両親が高遠の生まれで、当地にゆかりが深い画家・書家です。

清酒「真澄」「夢殿」や「日本盛」のラベルや、あんパンで有名な「新宿 中村屋」のロゴも中村不折の書です。

この展覧会では、若いころに苦労して勉学した頃の話や、交流のあった正岡子規の手紙、精緻な鉛筆デッサンや、百人一首の絵柄、見事な山水画の掛け軸などを間近にみることができ、中村不折の魅力を再発見することができました。


午後2時からは、飯田市の伊賀良公民館で開催された「飯田市遺族会平成28年度総会」に出席しました。

国歌斉唱の後に、全員で戦没者の御霊に黙祷をささげました。

会長からのご挨拶、飯田市長のご挨拶に引き続き、私からも、遺家族議員協議会のメンバーとして、引き続き遺族の皆様の処遇の問題、慰霊祭や遺骨収集などの事業の推進などに頑張るとともに、平和安全法制や平和外交を通じ、紛争の未然防止や万一の際の国民保護のためにも努力することをお誓いしてご挨拶を申し上げました。

議事では、上沼富雄会長が退任され、新たに平岩文弘会長が就任されることとなりました。新たな役員体制での下での飯田市遺族会の発展をお祈りします。


(高遠町に向かう途中に撮影した風景です。新緑と山の青さがとても美しく感じられました。)


(伊那市立高遠町歴史博物館から見た風景です。)


(保科正之公生誕405年の神事で玉串奉奠をしているところです。)


(神事の後に、出席された皆様にご挨拶を申し上げているところです。)


(中村不折展の入り口での記念撮影です。)


(中村不折 生誕150年記念展のビラです。クリックで裏面も含め、PDFファイルをご覧いただけます。)


(伊那に戻る途中に撮影しました。いよいよ田んぼに水が張られ、新緑の桜の木と青い山々もきれいでした。)


(飯田市遺族会総会でお祝いのご挨拶を申し上げているところです。)


(平岩文弘会長をはじめとする新役員の皆様がご挨拶をされているところです。)


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  • 宮下 一郎(みやした いちろう)
    昭和33年8月1日生まれ。妻、長女、長男との4人家族。
    趣味は手品(子どもの頃からの趣味でレパートリーは百数十種類に及ぶ)
    写真撮影 (家族写真、特に子どもの写真を多く撮影)
    映画鑑賞(高校時代には映画制作に熱中。黒澤明監督作品のファン)
    座右の銘は 「誠実」「着眼大局 着手小局 (Think globally, Act locally)」

  • 略 歴

    昭和58年東京大学経済学部卒 住友銀行入行
    平成3~8年大臣秘書官(防衛庁、環境庁、厚生省)
    平成15年衆院議員初当選
    平成19年財務大臣政務官
    平成24年自民党経済産業部会長
    平成26年財務副大臣
    平成28年衆議院財務金融委員長
    令和元年内閣府副大臣
    令和2年自民党農林部会長
    令和5年農林水産大臣
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