5月13日は、地方創生の取り組みの視察と政府主催の「車座ふるさとトーク」に出席するために、山口県に行ってまいりました。
午前8時に羽田空港を出発し、午前9時半過ぎに山口宇部空港に到着、車で下関市に向かいました。
午前11時前からは、「唐戸市場」を視察しました。ここでは、仲卸や海産物加工業者による販売だけでなく、地元の漁業者や農業者が直売コーナーを開設したり、週末と祝日には一般客に開放するイベントを開催して、約1万人が訪れるとのこと。
原田光朗(こうじ)社長からは、隣接する下関市立の水族館「海響館」と複合商業施設「カモンワーフ」、関門海峡の景観と合わせて、ウォーターフロント開発による観光地として賑わいを見せているとのお話を伺いました。
正午からは、昼食をとりながら、下関市の中尾友昭市長から、下関市における様々な取り組みについてお話を伺いました。
中尾市長は、元「唐戸市場」の役員であり、ふぐ調理師免許、税理士資格などもお持ちで、市議会議員、県議会議員を経て、市長になられた方です。パワフルなお話を通じて、私も元気を頂きました。
午後12時45分からは、株式会社EECL(イークル)を訪問し、城下隆代表取締役から、お話を伺いました。
バイオマスの熱利用、省エネ技術などを応用して、漁業や農業、観光業などの省エネ化や6次産業化を進める等、その技術力を生かして、多方面でコンサルティング業務を展開されていることに驚きました。地域の産業活性化のためにも、一層のご活躍を期待しています。
午後1時半過ぎからは、日本海洋産業株式会社を訪問し、松浦福太代表取締役と中尾順吉顧問からお話を伺いました。
当社では、洋上で大型タンカーから中・小型タンカーへ原油やLNGを積み替えるSTS(Ship to Sip)業務を行っておられます。規制緩和を通じて、下関の近海でこの業務ができるよう、ご要望をされているとのお話を伺いました。下関を、エネルギー流通のハブとして発展させたいとのお話を伺い、その可能性の大きさを感じました。
午後2時半過ぎから、下関市生涯学習プラザで開催された「車座ふるさとトーク」に出席しました。
本日は、視察した3社の社長を含め、山口県内各地から13名の皆さんがご参加くださいました。
始めに私から趣旨の説明を含めたご挨拶を申し上げ、引き続き、出席者全員の皆様から自己紹介とご意見を頂きました。
皆様からは、少子化対策・結婚・子育て支援、社会保障と消費税、財政再建、地方創生と人材不足対策など、様々な観点から、的確なご意見やご質問を頂きました。
これを受けて、私からそれぞれの論点について考えを述べさせていただき、さらに何人かの方からご意見を伺いました。
皆様の建設的なご意見により、大変充実した意見交換会となりました。様々な機会を通じて国民の皆様へのご理解を得る努力をさらに重ねていくことが必要であることを感じました。
午後4時過ぎには、地元のテレビ局、新聞社の皆さんによる共同記者会見に臨みました。
午後4時半頃には株式会社みなと山口合同新聞社において、懇談とインタビューが行われました。
午後6時20分に山口宇部空港を出発し、午後8時前に羽田空港に到着し、日程を終えました。
視察や車座ふるさとトークを通じ、皆様のパワーや山口県の魅力、そして発展の可能性を感じた1日でした。
(唐戸市場で、原田社長(左端)からお話を伺っているところです。特に、フクの袋競りの複雑な仕組みについてお聞きして、その凄さにびっくりしました。)
(ヒレ酒にいれるフクのヒレを干しているところです。ヒレの場所によって色が全く違い、模様のようできれいでした。)
(試食したフク入りの竹輪がおいしかったので購入しました。普段600円のところ、本日は500円でした!)
(かつて祭りのおみこしとして使ったという巨大フクを背景に、視察した皆さんと記念撮影をしました。)
(下関市の中尾友昭市長とのツーショットです。様々なお話をお聞かせ頂き、ありがとうございました。)
(株式会社EECLで、城下隆代表取締役からお話を伺っているところです。)
(日本海洋産業株式会社での松浦福太代表取締役(私の右)と役員の皆様との記念写真です。)
(車座ふるさとトークの冒頭に、私からご挨拶を申し上げました。)
(車座ふるさとトーク終了後に、皆様全員と記念撮影を行いました。ご参加して下さった皆様に、心から感謝申し上げます。)
(株式会社みなと山口合同新聞社において宮本邦彦取締役編集局長からインタビューを受けているところです。)