4月6日は、午前10時から2時間半にわたって「財政制度等審議会財政制度分科会」に出席しました。
本日は、はじめに「国の資産と負債について」黒川行治委員から、「SNAベースの総債務残高について」財務省事務局から説明を受け、質疑を行いました。
次に、「財政健全化~これまでの取組と教訓~」と題して富田俊基委員から、最後に、「諸外国の財政動向と海外経済・金融市場の状況等」について末澤豪謙委員からご講演を頂き、それぞれ質疑を行いました。
それぞれの委員の先生方によるお話は、わが国の財政の現状を広い視野からとらえることのできる素晴らしいものでした。特に、富田先生の、これまでの過去4回の財政再建の取組についての分析には感銘を受けました。
資料は、財務省のホームページからご覧いただけます。是非ご一読ください。
午後3時には、伊那市の白鳥孝市長が財務副大臣室をお訪ね下さいました。
先週参加した飯田線での旅「飯田線で行こう!」の写真をお持ち下さった他、地方創生の様々なプランについてお話し下さいました。伊那谷の新たな取組がいよいよ始まることを感じ、たいへんワクワクしたひと時でした。
午後5時すぎからは、財務副大臣としての定例記者会見に臨みました。
統一地方選挙でも地方創生が投票の判断材料となる見込みであることを踏まえ、今後の方向性について質問を受けました。
私からは、昨年12月の「まち・ひと・しごと創生総合戦略」に基づき、平成27年度予算や税制改正が行われたことを紹介し、4月3日の「まち・ひと・しごと創生本部」会合において示された今後の主要課題として、6月を目途に基本方針2015を策定する予定であることなどをお答えしました。
午後5時半には、財務省3階の「第2特別会議室」に飾られている東山魁夷画伯の「凪」という作品を見せて頂きました。所有者の方から財務省に寄贈されたものだそうです。
インターネットで調べたところ、戦前の紀元2600年奉祝展出品作で、後年に連作となった「白い馬」の原型ともいえる作品とのこと。のびやかな姿の3頭の馬と、右上には虹が書かれてた大きな作品で、馬に対する愛情が感じられる作品でした。
(財政制度審議会財政制度分科会で、委員の先生からのご講演を伺っているところです。)
(お訪ね下さった白鳥孝伊那市長と、伊那谷における地方創生のプランについて懇談をしました。)
(定例記者会見で、質問にお答えしているところです。)
(第2特別会議室に掲げられている東山魁夷画伯の「凪」です。のびやかで、温かみを感じる絵でした。)