3月15日は、午前11時から伊那本部事務所で、高遠町のお蕎麦屋さん「壱刻」のご主人である山根健司さんと懇談をしました。
山根さんご夫妻は、毎年1月から3月まで海外で過ごされ、その間に現地で行われる日本フェスティバルでそば打ちを披露する等、日本食の素晴らしさを広める活動もされています。
本日は、そうした経験を踏まえ、日本の文化・思想・世界観など世界に発信するための具体的な提言書をお持ちくださいました。
海外における外国人観光大使の活躍や海外の日本文化研究者への支援、様々なイベント開催などを通じて日本の文化を発信するとともに、海外から日本に来る観光客の皆様に、日本の思想や価値観を体験してもらう工夫が必要だとのご提言は、まさに的を得たものだと思います。その実現に向けて、頑張ることをお誓いしました。
午後6時半からは、昨年10月に伊那市内にオープンした「酒とかふぇ はしば」で開催された「九十九会」の3月例会に出席しました。
「九十九会」は、伊那青年会議所を1999年に卒業した仲間を中心としてつくられた会です。
お店に到着すると、ちょうど南箕輪村の唐木一直村長、原悟郎議長がいらしていました。早速、店主の八木択真さんも入って頂き、記念撮影をしました。
店主の八木さんは、大阪府堺市生まれですが、信州大学農学部で学び、その後新聞記者になられた後も、夏と冬の休暇には伊那を訪れ、学生時代の友人たちと過してきたそうです。
東日本大震災や紀伊半島豪雨の取材などを通じて、地域に根差した暮らしを考えるようになり、伊那への移住を決意、旧橋場歯科の建物を改造して飲食店を経営することとなったとのこと。伊那を故郷に選んでくださったことは、とてもうれしいことです。
「九十九会」では、いつものメンバーと、とても楽しいひとときを過ごすことができました。素敵なお店で気のおけない仲間と過ごすのは最高ですね。
(山根健司さんから素晴らしい提言書を頂き、充実した懇談ができました。誠にありがとうございました。)
(「酒とかふぇ はしば」の入り口です。「橋場歯科」の表示もそのまま残っていますね。)
(左から南箕輪村の唐木村長、私、店主の八木さん、原議長です。)
(「九十九会」は2階の部屋で開催されました。久しぶりに仲間との楽しい時間を過すことが出来ました。)