衆議院議員 / 前農林水産大臣 宮下一郎
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宮下 一郎

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外交部会、経済産業部会、魅力ある都市・地域創造本部、衆議院本会議、塩業団体新年会、全国青色申告会新年会に出席

2014年1月28日

1月28日は、午前8時から「外交部会・外交・経済連携本部合同会議」に出席しました。今国会提出法案・条約などについて説明を受け、議論を行いました。


午前8時半からは、「経済産業部会」に出席しました。今国会提出法案である「貿易保険法の一部を改正する法律案」について説明を受け、質疑を行いました。

この法案は、独立行政法人日本貿易保険(NEXI)が引き受ける事案を拡大し、これまでの輸出支援、投資支援、資金調達支援に加え、戦争やリスクへの対応、海外子会社による事業活動支援、海外プロジェクトに対する外国の銀行からの融資の支援などについても貿易保険の対象とするものです。

審議の結果、部会として了承をし、国会提出に向けて党内手続きを進めることとなりました。国会提出後は、私も経済産業委員会の理事として法案成立に向けて努力してまいります。


午前9時過ぎからは、「社会保障制度に関する特命委員会・厚生労働部会 合同会議」に出席しました。

本日の議事は、「医療・介護制度の改正について」でした。

特に、議論の中心となったのは、「補足給付の見直し」についてでした。施設入所等にかかる費用のうち、原則本人負担である食費及び居住費について、住民税非課税世帯である入居者に対しては「補足給付」を支給して負担を軽減していますが、一定額を超える預貯金等がある場合や配偶者が課税者である場合などは補足給付を支給しないよう見直すという案です。これに対し、公正な資産額の把握などの点で問題があることが指摘されました。さらなる検討が必要だと感じました。


正午過ぎからは、「魅力ある都市・地域創造本部」に出席しました。

本日の講師は、株式会社星野リゾート代表取締役社長の星野佳路氏で、「観光立国への道」と題したご講演を頂きました。

日本の観光産業の課題は、
供給側の課題として、1.生産性が低いこと
需要が輪の課題として、2.需要の集中(正月、ゴールデンウィーク、お盆、夏休み等)
インフラの課題として、3.交通費が高いこと、4.ルール・文化の面で見直しが必要なこと
を掲げられました。

この中でも、特に需要の集中を緩和することが最も重要であり、具体的な解決策として、フランスやドイツ、フィンランドではすでに実施している「大型連休の地区別取得」を提案されました。日本を3から5地区に分けて、連休の取得を週ごとにずらすことにより、渋滞の緩和や滞在施設の利用率向上と料金の定額化など、消費者がさまざまなメリットを得ることができる、という提案です。

また、ルール・文化の点では、都市計画法等の規制で森の中に宿泊施設が作れない、リゾートマンションなどのレンタルは1カ月以上の契約でなければ認めない規制があり、有効活用できていない、オプショナルツアーの斡旋をホテルのスタッフが行った場合には手数料をとれず、旅行代理店のデスクが必要など、様々な具体的な問題点の指摘がありました。

こうした具体的な、前向きな提案をしっかり検討し、観光立国としての発展を目指すべきであることを強く感じました。


午後1時からは、衆議院本会議が開催され、昨日の安倍総理の施政方針に対して、民主党の海江田代表、自民党の石破幹事長、維新の会の松野幹事長による代表質問が行われました。

安倍総理の明快な回答により、内政、外交など、さまざまな政策課題に対する内閣の方針が明確になった質疑でした。


午後4時半過ぎには、「全国塩業政治連盟主催の新年懇親パーティー」に伺いました。

私からは、ご挨拶の中で、父が全国塩元売協会会長を務め、皆様に長年お世話になったことに対する御礼を申し上げるとともに、民主党の事業仕分けによって減少した備蓄塩の適正化など、国民の食生活の基盤を支える塩の安定供給に向けて、政治の立場でも努力することをお誓いしました。


午後5時からは、「全国青色申告会総連合 新年賀詞交歓会」に出席しました。

私も、小規模企業税制確立議員連盟常任幹事兼事務局次長の立場でご挨拶を申し上げ、特に今国会で提出予定の「小規模企業基本法」の内容の充実を図り、その成立に向けて努力することをお誓いしました。


(「外交部会・外交・経済連携本部合同会議」での城内外交部長からのご挨拶です。)


(「経済産業部会」での山際部会長からのご挨拶です。)


(「社会保障制度に関する特命委員会・厚生労働部会 合同会議」での審議風景です。)


(「魅力ある都市・地域創造本部」で講演をされた星野リゾート代表取締役社長の星野佳路氏です。示唆に富む素晴らしい講演でした。)


(特に需要の平準化が大切であることを示すフローチャートです。論理が明確ですね。)


(「全国塩業政治連盟主催の新年懇親パーティー」での御礼とお祝いのご挨拶です。)


(「全国青色申告会総連合 新年賀詞交歓会」で、小規模企業基本法成立に向けた決意を申し上げました。)


(左から、全国青色申告会の山本顧問、本日講演をされたハリール・ハッサン駐日バーレーン王国特命全権大使、私、長野県青色申告会の有賀会長です。)


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  • 宮下 一郎(みやした いちろう)
    昭和33年8月1日生まれ。妻、長女、長男との4人家族。
    趣味は手品(子どもの頃からの趣味でレパートリーは百数十種類に及ぶ)
    写真撮影 (家族写真、特に子どもの写真を多く撮影)
    映画鑑賞(高校時代には映画制作に熱中。黒澤明監督作品のファン)
    座右の銘は 「誠実」「着眼大局 着手小局 (Think globally, Act locally)」

  • 略 歴

    昭和58年東京大学経済学部卒 住友銀行入行
    平成3~8年大臣秘書官(防衛庁、環境庁、厚生省)
    平成15年衆院議員初当選
    平成19年財務大臣政務官
    平成24年自民党経済産業部会長
    平成26年財務副大臣
    平成28年衆議院財務金融委員長
    令和元年内閣府副大臣
    令和2年自民党農林部会長
    令和5年農林水産大臣
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