本日、木曽町で「全国過疎問題シンポジウム2009 in ながの」が開催され、私は自民党過疎対策特別委員会事務局長代理の立場で参加しました。
これまで、過疎地域の対策については、昭和45年に「過疎地域対策措置法」を議員立法で成立させて以来、4次にわたって過疎対策立法を制定し、40年間、過疎地域を支援してきました。
そして平成22年3月をもって、現行の「過疎地域自立促進特別措置法」が失効することを受けて、自民党過疎対策特別委員会は、2年にわたり全国の過疎地域の皆さまのご意見を伺い、新たな過疎法の果たすべき役割について議論を続けてきました。
さきの7月3日には、「新過疎法制定の基本的考え方について」がまとめられ、発表されました。この「考えかた」では、過疎地域の果たしている役割を再評価するとともに、今後の支援策として、これまでのハード事業に加え、地域づくりやおまつり支援などをサポートする支援員の設置など、ソフト面での充実を提言しています。また、平成の合併によって、従来の過疎地が支援からはずれることのないよう、旧町村単位で支援対象地域を指定することも明記してます。
本日の過疎問題シンポジウムは、こうした経緯も踏まえ、全国でがんばっている過疎地域の皆さまの表彰を行うとともに、講演やパネルディスカッションを通じて、過疎地域の未来を語るものです。
表彰式典に先立ち、長野県知事の歓迎のあいさつに続き、来賓を代表して過疎対策特別委員長の玉沢徳一郎先生か進化葬法制定についての決意を含めたご挨拶をされました。
私も、何としてもこの新法を成立させ、過疎地域の新たな発展に向けて努力しなければならないと、決意を新たにしました。
(シンポジウムに先立って行われた新過疎対策法についての要望の会)
(会場の様子。左中央は村井長野県知事。右手は内側から玉沢先生、鶴保先生、私)
(玉沢委員長のご挨拶)