9月6日は、午前8時から「サービス産業振興議員連盟」に出席しました。
本日は、6月25日に議連としてまとめた「サービス産業振興に関する提言」への対応等について、経済産業省から来年度概算要求における事業での取り組み等の面から説明を受け、引き続き日本貿易振興機構(ジェトロ)から、「我が国サービス産業の海外展開について」と題した報告を受け、質疑応答を行いました。
特に、サービス産業の海外展開については、地方で活動している寿司、ラーメン、ケーキカフェ、日本茶、うどん、ネイルサロン、カレー、定食、書籍販売、スーパーマーケットなど、様々な分野の企業が、中国、東南アジア、アメリカなどに進出して成功を収めている実態をお聞きしました。
TPP交渉を通じて、進出国における様々な規制を緩和することが出来れば、中小企業の海外進出の場が広がること、海外進出をして成功した企業は、収益構造の改善から、国内での経営安定化や雇用拡大につながっている例が多いことも学びました。クールジャパン戦略と相まって、日本初の質の高いサービスを海外に展開するチャンスが広がっていることを感じました。
午前9時からは、「空き家対策推進議員連盟 総会」に出席しました。
先般の墨田区における密集市街地での空き家対策の取り組みについての視察の報告に引き続き、議員連盟として提出する「空家対策の推進に関する特別措置法案骨子」について、議論を行いました。
この法案では、適切に管理されていない空家の影響を踏まえ、国土交通大臣による基本指針の設定、市町村による対策計画の作成などの施策を進めるため、都道府県による市町村に対する援助、市町村長による立ち入り調査、空家等の所有者等に関する情報の利用、危険な状況の空家に対する措置、財政上・税制上の措置などを定めるものです。
本日は、所有者不明の土地との境界画定や、税務情報の共有の在り方、建設基準法上の道路に面していない狭隘地の空家への対処等について議論を行い、さらに提出に向けた検討を進めることとなりました。
午前10時過ぎからは、「外交部会」に出席しました。
外務省から、安倍総理の中東歴訪についての報告を受け、引き続き、シリア情勢について説明を受けて、質疑応答を行いました。
特にシリア情勢については、2011年3月以降、シリアの人口約2140万人のうち、死者11万人以上、国内難民425万人以上、海外に流出した難民200万人以上(イラク17万人、トルコ46万人、レバノン72万人、ヨルダン52万人、エジプト11万人)が発生している状況です。
情報の収集と状況把握を行い、我が国が国際社会の一員としての責任をどのように果たしていくかを明確にしていかなければならないと考えます。
午後には、地元に向かい、午後6時半からは、伊那本部事務所で開催された「伊那市後援会役員会」に家内とともに出席しました。
私からは、先の参議院選挙でのお力添えに感謝を申し上げるとともに、今後の後援会拡充のため、一層のお力添えを頂きたいとのお願いのご挨拶を申し上げました。
議事では、党員の募集、ゴルフ大会、マレットゴルフ大会の開催、ポスターの掲示、ミニ集会の開催などについてご説明やお願いを申しあげました。
三遠南信自動車道やリニア中央新幹線の開通に向けて、これからが地域発展のために努力しなければならない正念場です。皆様とともに頑張ってまいります。
(「サービス産業振興議員連盟」での質疑の様子です。サービス産業も成長戦略の中で、さらに発展させていかなければなりません。)
(「空き家対策推進議員連盟 総会」で、議員立法の内容についての質疑を行っているところです。)
(「外交部会」における岸信夫外交部会長からのご挨拶です。)
(伊那市後援会役員会において、御礼とお願いのご挨拶を申し上げました。)