9月4日は、午前8時から「インターネットメディア利活用推進議員連盟 第9回勉強会」に出席しました。
本日は、株式会社電通の後藤啓介氏を講師として、先の参議院選挙におけるインターネットの影響等について振り返るとともに、党本部において実際のインターネットサポートをした「Truth Team」のとった施策を総括し、次期選挙に向けた提言をお聞きしました。
参議院選挙において、党本部の「Truth Team」は、ネットメディアの監視体制を敷いて、炎上リスクへの対応、なりすましアカウントの削除などを行うとともに、期間中のマスコミやネットの動向をリポート、さらに候補者に対して遊説情報などを毎日配信し、大きな成果を上げました。
今後は、平時から有権者とのコミュニケーションを積み上げてフォロワーを増やすことが大切であり、情報共有の強化によってフォローしていく計画であるとのお話をお聞きしました。インターネットの利活用の重要性を改めて感じた勉強会でした。
午前9時からは、「TPP対策委員会インナー会議」に出席しました。
西川公也委員長より、先のTPP協定第19回交渉会合(ブルネイ)について、派遣議員団報告をお聞きするとともに、政府からも状況を聞きました。
今後、9月18日から21日にワシントンD.C.において行われる予定の首席交渉官会合と、10月7日から8日にバリで開催されるAPEC首脳会議が大きな節目となることが確認されました。
引き続き、国益を守り、国会承認ができる合意の形成を政府に求め、我々がきちんとフォローをしていかなければなりません。
午前11時からは、「資源エネルギー戦略調査会及び経済産業部会 合同会議」に出席し、経済産業部会長として司会進行を行いました。
本日は、昨日9月3日に出された「東京電力(株)福島第一原子力発電所における汚染水問題に関する基本方針」についての概要と、今後の対策の実施スケジュール、汚染水量の見通しの試算、中長期ロードマップの考え方などについて説明を受け、質疑応答を行いました。
出席された先生方からは、さまざまな角度からの発言があり、特に責任の所在や指揮命令系統を明確化すべきこと、広く国内外の知見を集めて抜本的な解決の道筋を確立すべきことなどについて貴重なご提言を頂きました。
最後に、合同部会としての決議文案をお示した後、先生方のご意見を踏まえて修正を加えることでご一任を頂きました。決議については、しかるべき時期に政府に対して申し入れを行うこととなりました。
午後2時からは、全国林業普及指導職員協議会の山岸会長をはじめ、林業普及関係者の皆様と議員会館で懇談しました。
特に、8月27日に設立総会を行った「農業普及事業推進議員懇談会」において、林業普及指導事業についても応援を頂きたいとのご要望を頂きました。平成21年まで活動していた以前の議員連盟でも、林業普及事業も含めた活動をしてきた経緯があり、今後もしっかり応援させていただくことをお約束しました。
午後4時からは、「外交・経済連携本部・TPP対策委員会合同会議」に出席しました。
会の冒頭、石破幹事長から、TPP交渉において選挙の公約は守るとの強い決意のご挨拶がありました。外交・経済連携本部長の衛藤征士郎先生、内閣府の西村康稔副大臣からの挨拶に引き続き、西川公也委員長から、議員団の立場からのご報告があり、政府からは澁谷和久内閣審議官より概要の説明がありました。
その後に行われた質疑応答を通じ、今回のブルネイでの甘利大臣の貢献が大きかったこと、これからも、国際的なルールをつくる上で、日本の発言力や影響力を強化していくことが重要であることを感じました。
(「インターネットメディア利活用推進議員連盟」冒頭の平井たくや会長からのご挨拶です。)
(「TPP対策委員会インナー会議」での審議風景です。)
(「資源エネルギー戦略調査会及び経済産業部会 合同会議」において、開会のご挨拶を申し上げました。)
(合同会議では約1時間半にわたり、活発な議論が行われました。)
(先生方のご意見を踏まえて修正した決議文です。)
(私の右から、全国林業普及指導職員協議会の山岸貴会長、全国林業改良普及協会の渡辺政一専務理事と野田昭一調査役です。)
(「外交・経済連携本部・TPP対策委員会合同会議」冒頭の石破幹事長のご挨拶です。)