衆議院議員 / 前農林水産大臣 宮下一郎
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宮下 一郎

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経済産業部会で法案審議、衆議院本会議、中小企業政策調査会、TPP対策委員会、日本再生本部勉強会に出席

2013年4月4日

4月4日は、午前8時から「経済産業部会及び中小企業・小規模事業者政策委員会」において司会進行を行いました。

本日の議題は、「小規模企業の事業活動の活性化のための中小企業基本法の一部を改正する等の法律案(通称 小規模企業活性化法案)」と「中小企業白書」についてです。

小規模企業活性化法案は、中小企業の約9割を占める小規模企業に焦点を当てて、小規模企業者の範囲を実態にあわせて政令で定めるとともに、下請け企業の連携支援などを行うほか、電子記録債権を活用した資金調達やITを活用した支援情報提供・ビジネスパートナー紹介などの支援策を盛り込んでいます。

また、中小企業白書は、第1部で2012年度の中小企業の動向を分析、第2部で中小企業・小規模事業者の変革に光を当て、起業・創業、新事業展開、事業承継、情報技術の活用等の現状をまとめたものとなっています。

出席いただいた先生方から、建設的なご提言を頂き、両案とも了承を頂くことができました。


午前9時半からは、「行政改革推進本部 総会」に出席しました。

独立行政法人改革、特別会計改革、行政事業レビュー、調達改善について、これまでの経緯や今後の取組について説明を受け、討議を行いました。

表面的な「役人いじめ」や「コスト削減」の風潮を見直し、行政や調達のあるべき姿を考え直すことの必要性を強く感じました。


午前11時からは、「経済産業部会及び資源・エネルギー戦略調査会 電力システムに関する小委員会 合同会議」において司会進行を行いました。

本日の議題は、「電気事業法の一部を改正する法律案」についてです。

先般閣議決定した「電力改革の基本方針」に基づき、改革の第1段階である「広域的運営推進機関」を創設するとともに、自家発電事業者が自社の工場等に電力を供給する場合に一般電気事業者の送配電サービスを利用する仕組みの整備などを行うことが規定されています。

また、第2段階の小売業への参入の全面自由化、第3段階の送配電部門の中立化について附則に明記しています。

先生方から、安定供給確保の仕組みや、第2段階、第3段階についての課題を確認しながら進めることの重要性、小売り自由化による寡占化や料金高騰の防止の必要性などについてご指摘を頂き、最終的に御承認を頂くことができました。

来週には、政調審議会、総務会での審議を頂く予定です。部会長としての責任をしっかり果たしてまいります。


午後1時からは「衆議院本会議」が開催されました。環境、厚労、経産、復興の各委員会で可決した法案の採決が行われるとともに、ハーグ条約とハーグ条約実施法の趣旨説明質疑が行われました。


午後3時からは、「中小企業・小規模事業者政策調査会」に出席しました。

本日は、前岐阜県商工労働部長で現在経済産業省製造産業局生物化学産業課長の江崎禎英(よしひで)さんから、「地域における経済構造改革の視点 ~岐阜県の事例から~」という講演を頂きました。

「前向きな廃業の必要性から、廃業支援融資のスキームを創設」
「消費者の声を直接聞き、手間のかかる要求に丁寧に対応することにより、顧客の信頼を獲得するモデルを実現できる」
「ビジネスとは手間をかける作業である」
「商売や企画とは、お客さんに楽しさ・楽しみ方を教えてあげること」
「時間・納期をまもるだけでなく、提案をしてくれる企業が期待されている。」
などのキーワードで、様々な企業の再生事例や成功事例の本質を明快に示して頂いた素晴らしいお話でした。

私からは、「是非、経営革新で悩んでいる多くの中小企業経営者の皆様に対し、本日のお話を聞く機会を設けて頂きたい。」と要望を申し上げました。


午後4時からは、TPP対策委員会インナー会議に出席し、各国との交渉状況や要望内容と、今後の交渉の進め方などについて意見交換を行いました。


午後5時半からは、「日本経済再生本部 地域経済再生グループ」の会議に出席しました。

本日は、前観光庁長官の溝畑宏先生から、「地域活性化に資する観光振興」と題したお話をお聞きしました。

総論として、観光は、総合的戦略産業であること、国家間の外交を補完、強化すること、経済活性化や地域活性化につながることなどについて伺った上で、具体的な分析や提言をお聞きしました。

外国人旅行者の訪日動機としては、食事に対する期待が高い事、

政府の講ずべき施策として、観光地域のブランド化、会議・会合・コンベンション・展示分野の国際競争力強化、スポーツツーリズムの推進、国際拠点空港の整備、ビザ発給や出入国手続きの迅速化、留学生の活用などがあること、

周辺市町村が協力して観光圏を整備すること、エコ、森林、文化、産業、健康、医療、花、スポーツ、恋愛などをテーマとした観光が有望であること

など、大変示唆に富む内容でした。これからの人口減少社会において経済や地域を活性化する重要な施策の一つとして、しっかり取り組んでいくことが必要であることを感じました。


(朝の合同会議での伊藤調査会長からのご挨拶です。)


(行政改革推進本部総会での宮沢本部長代理会のご挨拶。)


(電力システムに関する行動会議で開会のご挨拶を申し上げました。)


(TPP対策委員会での西川委員長からのご挨拶です。)


(日本経済再生本部でご講演を頂いた、溝畑前観光庁長官です。)


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  • 宮下 一郎(みやした いちろう)
    昭和33年8月1日生まれ。妻、長女、長男との4人家族。
    趣味は手品(子どもの頃からの趣味でレパートリーは百数十種類に及ぶ)
    写真撮影 (家族写真、特に子どもの写真を多く撮影)
    映画鑑賞(高校時代には映画制作に熱中。黒澤明監督作品のファン)
    座右の銘は 「誠実」「着眼大局 着手小局 (Think globally, Act locally)」

  • 略 歴

    昭和58年東京大学経済学部卒 住友銀行入行
    平成3~8年大臣秘書官(防衛庁、環境庁、厚生省)
    平成15年衆院議員初当選
    平成19年財務大臣政務官
    平成24年自民党経済産業部会長
    平成26年財務副大臣
    平成28年衆議院財務金融委員長
    令和元年内閣府副大臣
    令和2年自民党農林部会長
    令和5年農林水産大臣
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