本日(5/31)は、駒ヶ根市中沢区で開催された「唐山沢砂防林事業竣工式」に出席しました。
当地域周辺は、昭和36年の三六災、昭和58年の集中豪雨などで度々土石流被害にあってきたところですが、1996年の着工から昨年まで15年をかけて完成した本事業によって、安心な地域に生まれ変わりました。
竣工式会場から下流方向を見ると、階段状に整備された床固工が棚田のようになだらかに続き、その規模の大きさにびっくりしました。
4月29日には、地元の中沢小学校の卒業生による花木の植林も行われたそうです。私も、竣工式の後に行われた記念植樹に参加させていただきました。様々な花の咲く里としての今後の発展が期待されます。
この砂防林沿いを通る道は長谷村、大鹿村に続いています。今後、峠近くの狭い道の改良を行えば、観光ルートとしても価値が高まると思います。
(配付資料より、上空から撮影した唐山砂防林の全体像の写真です。)
(竣工式会場付近から下流を望むと、広々とした全体像が見渡せます。)
(主催者としてご挨拶される駒ヶ根市の杉本市長です。)
(私も、中原正純前市長、全国治水砂防協会の友松副会長、長野県伊那建設事務所の原所長とともに記念植樹を行いました。)
(記念植樹に参加した皆様全員で記念撮影をしました。)