1月17日は、午前9時から、私が副幹事長をつとめる「教育立国推進協議会」の教育現場視察会があり、会長の下村博文先生を先頭に、超党派のメンバーで神奈川県横浜市にある横浜創英中学校・高等学校を訪問しました。
始めに、校長室で、校長の工藤勇一先生から「横浜創英中高が目指す教育」について「自己選択・自己決定・自治・対話」を重視し、「新たな価値を創造し社会に貢献する」人材の育成を目指す、とのお話を伺いました。
次に、中学一年生の英検対策の英語の授業を見学しました。クラスは3つあり、英検3級をめざすクラスは自主勉強、英検4級をめざすクラスと5級をめざすクラスでは先生のもとで模擬テストが行われていました。自分がどのクラスで学ぶかは自ら選択するそうです。
校長室にもどり、校長の工藤勇一先生から「校長によるリーダー養成講座、チームで対話のスキルを学ぶ合宿、科学的な思考を重視した中高一貫6年間のサイエンスコース」などのお話伺いました。副校長の本間朋弘先生からは「学校教育と社会をつなげる」をテーマに、校長補佐の山本崇雄先生からは「自立した学びを目指した横浜創英の学び」というテーマで、それぞれお話を伺い、質疑を行ないました。
私からは、「中学校の先生方の長時間勤務が問題になっているが、こうした新しい取り組みの影響はどうか。」と質問したところ、先生方からは、「担任制をやめてチーム制にしたことにより、先生方の負担が圧倒時に減って、残業もなくなっている」との回答を頂きました。
お話や質疑を通じて、生徒たちが自らの生き方を自ら選択する力を育む素晴らしい取り組みだと感じました。
質疑終了時には、学校法人堀井学園の堀井基章理事長も駆けつけて下さり、皆で記念撮影を行いました。
正午からは、「総合農林政策調査会・食料安全保障に関する検討委員会・農林部会・畜産・酪農対策委員会 合同会議」に出席しました。
本日は、農林水産省より「飼料価格高騰の状況について」説明を受け、続いて、全国農業協同組合中央会 畜産・酪農対策委員会の金原壽秀畜産委員長、日本酪農政治連盟の佐藤哲委員長、全国肉牛事業協同組合の中林正悦理事長、日本養豚協会の香川雅彦会長、日本養鶏協会の淺木仁志専務から、それぞれご要請をいただき、意見交換を行いました。
飼料価格高騰に対し、1月以降もこれまでと同様の対策を求める声が多く出されました。
明日も、合同会議を開き、今後の対応について協議することとなりました。
その後地元に移動し、午後6時から駒ケ根市で開催された「2023年上伊那建築三団体新年祝賀会」に出席しました。
私からは、建築三団体の皆様に、日頃のご支援に感謝申し上げるとともに、カーボンニュートラル実現に向けて省エネリフォームや地域産材の活用をお願いし、地方創生の実現に向けて一層のご活躍をお祈りしてお祝いのご挨拶を申し上げました。
乾杯の後には、多くの皆様から様々なお話を伺うことができました。
午後7時半前には会場を後にし、明日の会議に備えて上京しました。
横浜創英中学・高等学校の工藤勇一校長先生から教育の理念についてお話を伺っているところです。
横浜創英中高が目指す教育の概要です。
中学1年の英検3級を目指すクラスの様子です。問題集やパソコン、スマートフォンなどを使い、それぞれが自分で学習していました。
英検4級や5級をめざすクラスは、通常の授業スタイルでした。
副校長の本間朋弘先生からお話を伺っているところです。
校長補佐の山本崇雄先生からお話を伺っているところです。
最後に、先生方と視察メンバーで記念撮影を行いました。
農林合同会議での江藤拓総合農政調査会長のご挨拶です。
上伊那建築三団体新年祝賀会での長野県建築士会上伊那支部の小林義美支部長のご挨拶です。
三団体の支部長が並んでご挨拶をされました。右から、長野県建築士会上伊那支部の小林義美支部長、長野県建築士事務所協会上伊那支部の宮下治支部長、長野県建築物防災協上伊那支部の松村隆一支部長です。
私からお祝いのご挨拶を申し上げているところです。
伊那青年会議所時代の仲間である館 設計工房の丸山幸弘さんに久しぶりにお会いすることができました。丸山さんは、現在、長野県建築士会と長野県JIAで防災委員長としてご活躍されています。地元では、古民家の再生などに取り組んでおられるとのこと。益々のご活躍をお祈りします!