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全国農業改良普及支援協会の皆様と懇談、社会保障制度特命委員会に出席

2013年8月19日 月曜日

8月19日は、久しぶりに議員会館での面会や党本部の会議への出席をしました。

午前11時半からは、全国農業改良普及支援協会の井上清会長、関康洋副会長、太田文雄事務局長と議員会館の部屋で懇談をしました。

全国で活躍されている農業改良普及員の皆様は、新たな品種・作物に挑戦する農家をサポートする等、農業の構造改革の加速化や農業の成長発展を支える重要な業務をされていますが、各県での予算削減に伴い定員の縮小が続いています。

お話では、昭和50年ごろに全国で約12000名の改良普及員が活躍されていましたが、現在では約7000名にまで減少しているとのことでした。

平成21年までは、自民党に「農業普及事業推進議員懇談会」があり、私も事務局長として活動してきましたが、政権交代に伴い解散し、現在に至っています。今後、議員懇談会の再出発を検討し、応援させていただくことをお約束しました。


午後2時からは、経済産業省の皆様と、産業競争力強化法や税制改正要望、来年度予算の概算要求や、経済産業部会の運営などについての打合せを行いました。


午後4時からは、「社会保障制度に関する特命委員会・厚生労働部会合同会議」に出席しました。

本日の議題は、「社会保障制度改革推進法第4条の規定に基づく法制上の措置の骨子案について」です。

これは、8月6日に出された「社会保障制度改革国民会議報告書」の結果などを踏まえ、社会保障制度改革の全体像及び進め方を明らかにする法律案の内容をまとめたものです。

少子化対策、医療制度、介護保険制度、公的年金制度について、講ずべき改革の方向性を記述するとともに、消費税収入と社会保障給付の重点化・効率化によって財源を確保すること、地方公共団体等に係る課題については十分に協議を行うこととしています。

その内容について多くの先生方から意見や質問が出され、白熱した会議となりました。私からも、医師や診療科の偏在解消に向けた施策の在り方について質問をさせて頂きました。最終的には、骨子案の扱いについて野田毅特命委員長に一任することが了承されました。

社会保障制度の持続可能性の確保や質の向上を図るため、負担や給付のあり方を含め、着実な改革を進めなければなりません。


(左から、全国農業改良普及支援協会の関副会長、私、井上会長、太田事務局長です。)


(社会保障制度に関する特命委員会の様子です。多くの議員が出席し、熱心な議論が行われました。)


(野田毅特命委員長からのご挨拶です。)


(右が「社会保障制度改革国民会議報告書」、左が本日議論した「骨子」です。)