8月2日は、午前8時から「TPP対策委員会インナー会議」、午前8時半からは「外交・経済連携本部・TPP対策委員会 合同会議」に出席し、マレーシアにおけるTPP会合の状況について審議しました。
関税措置等、日本の国益に関わる事項についての交渉はこれからであることなどが確認されました。交渉団の皆様にはこれまでの党の決議や衆参の農林水産委員会での決議を踏まえて、交渉に当たっていくことを求めました。
午前10時には、新たに就任された特許庁の羽藤秀雄長官が議員会館を訪問下さいました。特許や知的財産は、これからの日本の成長戦略の基盤となるものです。長官には、中国や韓国等、海外の特許の翻訳体制の整備や、特許審査の一層の迅速化をめざした体制の強化を打ち出して頂くよう、要請しました。
午前10時半からは、「空き家対策推進議員連盟総会」に出席しました。本日の会議では、過去6回にわたる質疑や勉強会の成果を、「空き家対策の検討に関する中間取り纏め」という文書にまとめたものについて意見交換を行いました。
この取りまとめでは、空き家の管理適正化と有効活用を実現するために、市町村が中心となって、都道府県と国がサポートする仕組みをつくるとともに、市町村を財政や税制で支援する措置を講ずることとしています。今後、議員立法の手続きを進めるとともに、出来るだけ早期の成立を期すことを決定しました。
午前11時45分からは、「国防部会・安全保障調査会合同会議」に出席しました。本日の議事は、「防衛省における防衛力の在り方検討の中間報告について」と「26年度以降の防衛力整備と防衛関係費の取り扱いについて」です。
特に、「在り方検討」は、我が国周辺の安全保障環境が一層厳しさを増している現状を踏まえ、本年度中に行う防衛大綱の見直しに向けて、様々な論点について検討を行っているものです。
警戒監視能力強化、島嶼部に対する攻撃への対応、弾道ミサイル攻撃及びゲリラ・特殊部隊への対応、サイバー攻撃への対応、大規模災害等への対応、統合の強化、情報機能の強化、宇宙空間の利用の推進など、今後の自衛隊の体制整備の方向性が打ち出されています。こうした方向に沿った形で、来年度予算においても、着実な防衛力強化を図ることが大切であると考えます。
午後12時30分からは、両院議員総会が開かれ、総理からは、「参議院選挙の勝利はゴールではなく、スタートラインに立ったということです。ともに誇りある日本をつくっていきましょう。」とご挨拶がありました。
午後1時からは、第184回臨時国会 衆議院本会議が開催され、議席の指定、会期の決定、常任委員長選挙、特別委員会設置が議決されました。
午後1時半からは、「総務部会・消防議員連盟 合同部会」に出席しました。本日は、「高齢者グループホーム火災などを踏まえた社会福祉施設へのスプリンクラー設備の設置基準の見直し」と、「地域総合防災力整備促進法制定に関するPTの審議状況について」が議題となりました。
特に、「地域総合防災力整備促進法」は消防団の体制の充実や自主防災組織の活動基盤強化等を目的とする法律であり、議員連盟が中心となって議員立法の提出・成立を目指すことが確認されました。
午後2時45分には、国会正面入り口に衆参の国会議員有志が並んで天皇陛下をお迎えし、午後3時からは、参議院本会議場にて第184回臨時国会の開会式が開催されました。いよいよ、参議院の新議員も含めた新体制で国会がスタートしました。
その後地元に向かい、午後6時半からは、「第25回伊那祭り前夜祭」に出席しました。いよいよ明日と明後日、第41回伊那まつりが開催されます。実行委員会の皆様や、各界の皆様と、お祭りの成功を祈り、楽しく懇談をさせて頂きました。
(TPP対策委員会インナー会議でご挨拶される西川委員長です。)
(TPPに関する合同会議でご挨拶される石破幹事長です。)
(羽藤特許庁長官(私の左)、堂ノ上総務課長、栗島総務課係長と懇談をしました。)
(空き家対策推進議連の宮路会長から、取りまとめの趣旨等についてお話を頂きました。)
(国防部会で小野寺防衛大臣からご挨拶を頂いているところです。)
(両院議員総会での安倍総理からのご挨拶です。)
(消防議連会長としてご挨拶される古谷防災担当大臣です。)
(伊那まつり前夜祭にて。左から県議会議員向山公人先生、私、白鳥孝伊那市長、伊那市議会議員竹中則子先生、同じく中山彰博先生です。)