本日(9/30)は、衆議院議員会館で町村信孝先生にお会いしました。
町村先生には、清和政策研究会会長としても大変お世話になっています。
私の最近の活動や地元の皆様のご意見等をお伝えするとともに、農業問題や震災復興、政局の動向など、様々なお話を伺うことができました。
(町村先生からは、力強い激励も頂きました。貴重なお時間を頂き、ありがとうございました。)
夜には、「アートセラピストアカデミー有限会社設立7周年記念会」に出席しました。
この会社の代表取締役である黒須美枝さんは、衆議院議員山本有二先生が会長を務める議員連盟「人間サイエンスの会」のメンバーでもあります。私が議員連盟の事務局長をしていたことから、長いおつきあいをさせて頂いている方です。
アートセラピーは、黒須さんが約15年をかけて開発したプログラムであり、「自分の描いた画によって自分を知る」ことができるというものです。
私も8年ほど前に長谷村で行われた人間サイエンスの会の研修会で体験をしましたが、黒須さんの出したテーマに沿って2枚の絵を描き、それを黒須さんが見て、私の現在の心の状態を伝えて下さいました。その的確さに、びっくりするとともに、感動したのを覚えています。
今日の会の中で黒須さんは、
「今は、女性が危機感の信号を発している。女性は命を守るという意識が強く、男性は社会的ポジションにこだわる人が多い。」
「現在の日本は、人々が多様化しているが、それは同時に分裂を意味しており、日本人が日本的な豊かさを共有できなくなっている。また、グローバリズムという外圧にもさらされている。」
「ポジティブシンキングという手法は、問題を閉じ込めて見ないようにする危険がある。不安を閉じ込めても道は開けない。」
「画を描いて自分を知る情報が得られるということを理解してくれる人が増えている。」
など、示唆に富むお話を伺うことができました。
危機の時代だからこそ、一人ひとりが自分ときちんと向き合うことが大切であると思います。黒須さんには、益々ご活躍を頂きたいと思います。
(私の右が黒須さん、山本有二先生、黒須さんの義理のお兄さんである弁護士の佐藤善博先生です。)