本日(9/26)は、先の台風15号によって被害を受けられた松川町の皆様を訪問して、お話を伺いました。
はじめにお会いした北林昌幸さんは、ブライダル用の花であるアマランサスが強い風雨で折れてしまい、今年は全滅してしまったとのことでした。隣接して栽培されているセロシアという花も被害を受け、今年の出荷は約半分の見通しとのこと。
松川町の中でも、この部奈(べな)地域は、強い北風による被害が大きかったそうです。
(アマランサスの太い茎が腰の高さあたりで皆、折れてしまっていました。)
次にお話を伺ったのは、唐澤重人さんです。収穫間近のリンゴが被害に遭い、約40%が落下、その量は30コンテナ、約600キロにもなったそうです。残った実も、強い風で枝に擦れて傷がついたものが多く、被害は甚大です。
(私の右が唐澤さんです。右後ろが大場後援会長、右手前が後援会役員の林さんです。強風が吹いたのは数十分だったものの、太い枝も折れるほどの強風だったため、被害が大きくなったとのことでした。)
次にお会いした松下善昭さんの田んぼでは、台風の直前に稲刈りを行い、はざ掛けをしていたものが、強風で全て倒れてしまい、復旧するのに3日もかかったそうです。
(後ろにみえるハザ掛けが、風で倒されて復旧したものだそうです。)
部奈の区長を務めていらっしゃる北林基(もとい)さんのお宅では、高さ十数メートルもあるポプラが倒れ、建物の屋根がこわれる被害に遭われました。
(写真の右側に立っていた巨木が倒れてきたそうです。その木は、すでに除去されていました。もう一本あるポプラも念のため切ることを考えているとのお話でした。)
最後に伺った大沢俊彰さんのお宅では、台風による落果被害はあまりなかったとのことでした。同じ松川町でも、地域や地形によって被害の大きさが違うことを実感しました。
大沢さんは、果樹に加え、最近ではマコモタケという野菜作りに取り組んでいるとのことでした。マコモタケはタケノコとアスパラガスの中間のような食感で、カロリーが低く、食物繊維、カリウム、ビタミン、ミネラルを多く含み、血圧降下、浄血作用、便秘緩和などに効用があるそうです。
(私たちが手に持っているのがマコモタケです。今は収穫期で毎日お忙しいとのことでした。)