本日(12/4)は、伊那市高遠町において開催された「街中探索ワークショップ 高遠ぶらり」に参加しました。
このプロジェクトは、高遠出身の日本画家である池上秀畝(いけがみしゅうほ)などが残した古地図をもとに、高遠の町をめぐり、現在も残っている場所を確認したり、参加者のもっている情報を共有したりしながら、データをあつめ、それを電子端末(iPad/iPhone)のソフトウェア(アプリ)で統合していこうというものです。
来年の桜の時期までの完成をめざす予定とのことで、これが完成すれば、古地図と現在の地図で自分の位置を確認しながら、様々な歴史上の情報などを見ることができるようになります
(始めに高遠図書館長さんから、今日のプロジェクトの説明がありました。)
(徒歩で高遠城址に向かっていくと、山々が本当にきれいに見えました。)
(高遠城のかつての配置図です。石垣の一部などは当時のまま残っています。)
(石碑なども確認しながら、それぞれの皆さんからお話を伺うことができました。)
(幕末から明治にかけて多くの偉人を輩出した藩校「進徳館」の前で、高遠町歴史博物館長の北原紀孝先生と記念撮影。北原先生の博識には本当に驚きました。)
(高遠城址公園内にある伊澤多喜男の顕彰碑です。伊澤多喜男は警視総監、台湾総督、東京市長、貴族院議員などを歴任した人物です。)
(お昼までで帰った方もいらっしゃいましたが、午後の部も最後まで参加されたメンバーで記念撮影を行いました。)
(その後、歴史博物館に伺い、開講150周年として開催されている「進徳館のあゆみ」という展示をみました。北原館長自ら詳しい説明をしながらご案内下さいました。改めて高遠における教育レベルの高さと、多くの人材を輩出した歴史に感銘を受けました。)
今日は、なかなか知ることのできない高遠町の多くの魅力を再発見することができました。今回は、時間の都合で高遠城址までの探索でしたが、さらに東高遠などでも実施されるとのことで、今後も益々楽しみです。