4月10日は、午後1時30分より「デジタル社会推進本部 AIの進化と実装に関するPT」に出席しました。
本日は、ChatGPTを開発した米OpenAIのサム・アルトマンCEOよりお話を伺うとともに、「日本とOpenAIのパートナーシップについて」と題したプレゼンテーションを頂きました。
この中で、OpenAIが非営利団体として設立され、資金調達のために「利益上限付き営利法人」を非営利法人が獲得する形態に変更したことを知りました。さらに、日本におけるOpenAIのプレゼンスの確立など、様々な提案を頂きました。
質疑の中で、私からは、Chat GPTが大量のフェイクニュースや偽情報を生み出すツールとして悪用され、それらが学習データとして取り込まれることにより、生成AIが歪められるリスクに対して、どのように考えるか質問し、アルトマンCEOからは学習データが重要であることを指摘したうえで、情報が正しいかどうかをAIが判定するなどの対応が可能との趣旨で回答を頂きました。
午後4時からは、「情報通信戦略調査会」に出席しました。
本日は、まず、総務省より「NTT東日本及びNTT 西日本の通信障害への対応」について説明を受けました。
続いて、野田聖子調査会長からご挨拶があり、川崎ひでと事務局次長から「情報通信インフラの強化に向けた緊急提言(案)~未来を切り拓く、日本発の情報通信インフラの進化と普及に向けて~」についてご説明いただき、質疑を行ないました。
私からは、故障の原因となった異常なパケット送信を行った主体が解明されているか、同様のパケットが贈られた時への備えはできているのか、について質問し、回答を得ました。
さらに、5Gのカバー率を考える場合には、住民票ベースで考えるのではなく、住んでいなくとも多くの人が移動する道路について、着実にカバーできるよう計画すべきとの意見を申し上げました。
デジタル社会推進本部 AIの進化と実装に関するPTでの平将明PT座長のご挨拶です。
ChatGPTを開発した米OpenAIのサム・アルトマンCEOがご挨拶されているところです。
情報通信戦略調査会で野田聖子調査会長がご挨拶をされているところです。