8月7日は、午前11時半から「医師養成の課程から医師偏在是正を求める議員連盟 議員総会」に出席しました。
本日は、始めに、「地域医療を担う医師の確保を目指す知事の会の提言決議」について、発起人代表である達増拓也 岩手県知事と発起人である花角英世 新潟県知事からご説明を頂きました。
引き続き、厚生労働省、文部科学省、総務省よりこれまでの取組について説明を受けました。
さらに、国立大学病院長会議の原 晃 筑波大学附属病院長と全国医学部長病院長会議の湯沢由紀夫会長(藤田医科大学病院長)からもご意見を頂きました。
質疑の際には、私から、大学医学部において、地域枠の増員を理由に大学定員増をしたにも関わらず、別枠での試験を実施せず、入学後に地域枠希望者を募る方式をとったことにより、計画通りの地域枠の学生が確保できない事例があったことを踏まえ、現状について文部科学省に質問をしたところ、令和2年の入試では別枠での試験が行われている、との回答を得ました。
また、両知事には、地域枠の医師のキャリアパスについて、本人の意向を反映したものとなるようご配慮いただくよう、お願いを申し上げました。
さらに、厚生労働省に対しては、医師少数区域での勤務経験があることを管理者の要件とする病院の範囲を広げるとともに、地域医療構想の見直しにあたっては、Withコロナ、Afterコロナにおける二拠点居住や地方移住の推進を踏まえた医療体制の構築を要望しました。
午後2時からは、首相官邸で開催された「未来投資会議 第1回ヒアリング」に出席しました。
私は、神田憲次大臣政務官と共に、安倍総理とは別の会議室で会議の様子を音声で聞きました。
安部総理は、ヒアリング後の挨拶で次のように発言されました。
「ウィズコロナの時代にあって、効果的な感染防止策を講じながら社会経済活動を段階的に回復させていく。この両立をしっかりと図っていく必要があります。
本日は、海外との人の流れの回復、国内での人の流れの円滑化について議論を行いました。
免疫学の専門家の先生や、また、人の流れの制限により影響を受けている企業の皆様にお集まりいただきました。そして、今後の進め方について意見交換をさせていただきました。
参加者の皆様からは、自然免疫と対人距離の確保を通じた感染拡大の抑制の可能性、また抗原検査の更なる活用や、人の流れを回復するための検査体制の整備、また各国間の出入国の円滑化と渡航制限レベルの見直し、また渡航についてのビジネストラックの必要性などについて御意見を頂きました。
今後、このような論点を未来投資会議の場で一つ一つ解決していきたいと思います。
本日は大変お忙しい中、意見交換会に御参加いただきまして、誠にありがとうございました。」
医師養成の課程から医師偏在是正を求める議員連盟の河村健夫会長のご挨拶です。
達増拓也 岩手県知事からご挨拶をいただいているところです。
首相官邸の大会議室で開催された未来投資会議ヒアリングの様子です。
安倍総理が発言されているところです。
首相官邸内の別の会議室で総理の発言を聞いているところです。