11月18日は、農業及び水産業の現場視察及び関係者等との意見交換を行うため、北海道出張を行いました。
午前8時30分からは、東川町農業協同組合が建設をすすめている道内初の高機能精米施設の建設現場を訪問しました。本日は、地元選出の東国幹 衆議院議員や菊地伸 東川町長も参加をされました。
東川町農業協同組合の樽井功会長理事、牧清隆代表理事組合長より、東川米のブランド化や輸出に向けた取り組み、さらにバイオマスプラスチックとしての活用などについてのお話を伺いました。また、JA女性部の皆様が用意してくださったコメでつくられたおいしい甘酒「ホット・ライス・ミルク」を頂きました。
午前11時より、るもい農業協同組合留萌支所において畑地化の取組状況等に関する意見交換を行いました。
地元選出の稲津久 衆議院議員や中西俊司 留萌市長もご参加をされ、るもい農業協同組合の花井秀昭 代表理事専務をはじめとする皆様より、留萌での高品質で特色ある農産物の生産状況についてご説明を頂くとともに、重粘土質の水田地帯におけるブロックローテーションの課題などについてのお話を伺いました。
正午からは、新星マリン漁業協同組合本所において、関次雄 小平町長もご参加のもと、新星マリン漁業協同組合の山田博文 代表理事組合長をはじめとする皆様から、ホタテの種苗生産における水温上昇による被害や、生産コスト上昇を取引価格に転嫁できていない現状などについてのお話を伺いました。また、中国による日本産水産物輸入禁止の解除に向けた安全性のアピールが必要とのご意見を頂きました。
私からは、頂いたご意見を受けとめ、皆様が今後も誇りをもって事業に取り組めるよう、水産事業者を守るための対策の実施に全力で取組んで行くことをお誓いをしました。
その後、同所内にて、皆様と一緒に昼食を取らせて頂き、ホタテの炊き込みご飯と旬の食材を使用したお弁当を大変美味しく頂きました。
午後1時45分からは、雨竜土地改良区において、白川久純 雨竜町長もご参加のもと、雨竜土地改良区の髙田芳敬 理事長をはじめとする皆様から、国営かんがい排水事業推進に対するご要望を頂きました。
私からは、皆様の生のご意見を踏まえ、引き続き土地改良の事業推進に努めて行くことをお誓いしました。
午後2時20分には、きたそらち農業協同組合雨竜支所において、ピンネ農業協同組合の鎌田和久代表理事組合長をはじめとする空知管内のJA組合長の皆様から、中山間地での生産性向上に向けた課題や、再生産可能な適正な価格形成の重要性、政府米の備蓄水準の維持など、様々なご意見を伺うことができました。
私からは、現在の国の取り組みや考え方をお伝えするとともに、ご意見を踏まえ、政策につなげていくことをお約束しました。
午後4時20分からは、北海道子実コーン組合において、保管貯蔵庫を視察した後、齋藤良彦 長沼町長もご参加のもと、北海道子実コーン組合の柳原孝二 代表理事組合長をはじめとする皆様との意見交換を行いました。
国産飼料の生産拡大に向けて、耕種農家の組織でも活用可能な貯蔵・保管施設の整備への支援が必要との意見を頂くとともに、他の畑作物とのブロックローテーションの中で子実コーンを生産することにより連作障害を抑止し、他の作物の収量増加を実現できることを学ぶことができました。
その後、同所内において記者会見を行い、今回の視察の意義等について記者の皆様からの質問にお答えをしました。
東川町農業協同組合が建設を進めている「ひがしかわライスターミナル」の前での記念写真です。
東川町JAによる輸出米や加工品の状況についてお話を伺いました。
るもい農業協同組合留萌支所において畑地化の取組状況等に関する意見交換を行いました。
るもい農業協同組合関係者の皆様との記念写真です。
新星マリン漁業協同組合本所において、ホタテの種苗生産状況等に関する意見交換を行いました。
昼食は、ホタテの炊き込みご飯と旬の食材を使用したお弁当を大変美味しく頂きました。
新星マリン漁業協同組合の皆様との記念写真です。
雨竜土地改良区で、農業水利施設の機能保全等に関する意見交換を行いました。
雨竜土地改良区の皆様との記念写真です。
きたそらち農業協同組合雨竜支所において、畑地化の取組状況等に関する意見交換を行いました。
空知管内のJA組合長の皆様との記念撮影です。
北海道子実コーン組合での意見交換会の冒頭にご挨拶をしているところです。
北海道子実コーン組合の皆様との記念写真です。