本日(4/23)は、伊那市長谷において開催された市道黒河内線の竣工式に出席しました。
この道は、国道152号線と戸台集落を結ぶ生活道路であるとともに、南アルプス林道バスの出発点である仙流荘を訪れる皆さんにとっても重要な道であり、春から秋にかけて観光目的のバスや車の混雑を解消するためにも改良が待ち望まれてきました。
平成14年から21年まで8年間をかけて本日の竣工となったこの事業は、県が伊那市に代わって市道を整備する過疎代行事業として、国の補助を受けて行われました。
この過疎代行事業の根拠は、いわゆる「過疎法」にありますが、過疎法は今年3月に6年間の延長のための法律が超党派の議員立法として成立しています。私は、昨年まで自民党の過疎対策特別委員会の事務局次長として、この法律の機能を拡充するための作業にかかわってきました。
これからも、過疎地が支えている地域の自然や文化を守り、さらにその活性化を図るためにも、新過疎法を活用し、必要なインフラを整備するとともに、新たな法律の中で可能となった人材確保などのソフト事業も生かしながら、その価値を高めていくことが必要です。
私も、こうした観点から、多くの皆様の声を伺いながら、地域活性化のための施策をまとめていきたいと考えています。
(8年かけて、本日上の図の2640m全線が開通しました。)
(過疎法延長の経緯などを踏まえ、地域活性化への期待を述べさせていただきました。)
(このテープカットの後、バスに分乗して新しく供用開始となった部分を視察させて頂きました。)