本日(4/21)は、午前中に飯島町与田切で「山のきのこ倶楽部」主催により行われたシイタケ菌打作業に参加しました。
「山のきのこ倶楽部」は、樹木医でもある上村庄司さんを塾長として、 ボランティアで与田切川に隣接した砂防林の整備に取り組み、子供たちや家族で楽しめる空間をつくる活動をされています。
今日は、七久保小学校の3年生、4年生、5年生の子供たちと先生を合わせて約70人を招き、シイタケの菌打作業が行われました。一般からも参加可能ということで、私も体験に加わりました。
「山のきのこ倶楽部」の皆さんが1メートルちょっとの長さの「こなら」や「くり」の木にドリルで穴をあけたものを並べ、子供たちはシイタケ菌のついた楔のようなものを金づちや木づちで打ち込んでいきます。私も、4年生の子供たちと組んで、私が穴に菌を差し込み、子供たちが打ち込むという分担で作業をしました。
子供たちの集中力は素晴らしく、予定よりも30分も早く作業が完了。その後、子供たちには「山のきのこ倶楽部会員証」が渡されました。
会員になると、いつでもこの林にくることができ、いろいろな特典も付いてきます。
第一に、会員の那須野さんのつくったおいしいリンゴをもらえます。
第二に、会員の上田稔さんの集めた蝶の標本を見せてもらえ、また、蝶の取り方を教えてもらえます。
第三に、会員の金沢忠則さんに、野焼きでつくる土器の作り方を教えてもらえます。
一年後には、みんなでシイタケ取りに来ることになりました。とても楽しみですね。
子どもたちが帰った後、焚火でサンマやシイタケを焼いて、おにぎりとともに頂きました。最高においしかったです。
上村さんは、「子供たちは宝です。そんな子供たちを大事に育てたい、子供たちのために何かしてあげたい、そう思いながら実は私たちが楽しんでいるのです。」と語っておられます。地域のみんなで子どもたちのことを考えて行動する「山のきのこ倶楽部」の活動がさらに発展することを期待したいと思います。
(子どもさんたちと楽しく作業しました。)
(菌のついた種コマを、このように打ち込みます。)
(1年後にはこんなに立派なシイタケになる見込みです。)
(山のきのこ倶楽部の皆さんと記念撮影。真中で高い切り株に座っているのが塾長の上村さんです。)