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食料産業政策委員会メンバーで静岡市の鈴与株式会社を視察させて頂きました

2023年5月22日 月曜日

5月22日は、私が委員長をつとめる「自由民主党 食料産業政策委員会」の現地視察で静岡県を訪問しました。

午前9時過ぎの東京駅発の新幹線で静岡駅に向かい、到着後にバスで移動しました。

午前10時45分から、静岡市内にある鈴与株式会社本社にて意見交換会を行ないました。

参加議員は、食料産業政策委員長の私、委員長代理の福田達夫先生、事務局長の藤井比早之先生、参議院静岡県選挙区選出の牧野たかお先生と若林洋平先生の5名でした。

冒頭、鈴与株式会社の鈴木健一郎代表取締役社長から、1801年廻船問屋として創業した会社が、缶詰メーカー設立、マヨネーズなどの食品加工会社設立などの歴史を経て、エネルギー、建設、食品、情報、地域開発、航空を柱とするコングロマリット企業として発展してきた歴史などについてお話を伺いました。

続いて、藤井比早之事務局長の進行で、私、福田達夫委員長代理、牧野たかお参議院議員、若林洋平参議院議員の順に、自己紹介と問題意識についてのお話を申し上げました。

質疑を通じて、コングロマリット企業としての経営、特に価格設定のあり方や、賃金引上げの取り組み、物流における2024年問題への対応、育休取得などの子育て支援策、働き方改革やDX、GXへの対応、食品加工に必要な原料調達としての農業への参入など、鈴与株式会社のモデルとなる取り組みについて、学ぶことが出来ました。

お昼過ぎには、お弁当を頂きながら、さらに様々な点についてお話を伺うことが出来ました。

午後1時過ぎに本社を出発し、午後1時50分からは、同市内の新静岡物流センターを訪問しました。

鈴与株式会社の杉本光昭常務取締役をはじめとする皆様から物流センターの構造や業務概要について説明を頂きました。

新静岡物流センターは、敷地面積が1万5900㎡、倉庫延床面積が1万6900㎡の4階建ての建物で、主に、スポーツ用のボールや様々な商品の販売をされている株式会社モルテンの商品の入庫、保管、流通加工(ボールの空気入れやネーム印刷など)、出庫の業務をされています。

説明を受けた後、実際にセンターの中を歩きながら、貨物の入庫の様子や、保管業務、流通加工業務などの作業について説明を受けました。

膨大な商品の数量や保管場所をバーコードで管理され、業務量の把握や人員配置の変更なども、リアルタイムのデータに基づき行われていました。また、商品のピックアップ用のカートには、追従ロボットのカートが続き、一人で多くの業務に対応できるよう工夫されていました。

センター内の見学を終えた後、会議室で追加の質疑を行いました。

本日の視察は、食料産業政策を考える上で、大変参考になりました。

素晴らしい取り組みについてご説明を頂いた鈴与株式会社の皆様に心から感謝を申し上げます。


鈴与株式会社の本社で、鈴木健一郎代表取締役社長から会社の概要についてお話を伺っているところです。


意見交換会の冒頭に、私から、ご挨拶を申し上げているところです。


質疑を通じて、鈴与株式会社の鈴木健一郎代表取締役社長(写真右端)から示唆に富むお話を伺うことが出来ました。


意見交換会は、和気あいあいとした雰囲気でした。


意見交換会の終了後に、会場となった会議室で記念撮影を行いました。この会議室は、ウッドデザイン賞2020をはじめとする国内外の複数の賞を受賞されているそうです。


エレベーターホールには、廻船問屋として創業された歴史を感じる帆が掲げられていました。


新静岡物流センターの会議室に移動して撮影した記念写真です。


鈴与株式会社の皆様から、物流センターの構造や業務概要について説明を受けました。


新静岡物流センターの前で記念撮影をしました。


物流センター内で、説明を受けているところです。


手前のカートは、人が引く前のカートに自動追従するロボットカートです。


見学の後に、再度質疑の時間をとって頂きました。