7月3日は、午後3時から首相官邸において開催された「未来投資会議」に出席しました。私は、神田憲次大臣政務官と共に、安倍総理とは別の会議室でモニターで会議の様子を視聴しました。
会議では、成長戦略実行計画案について議論が行われました。
安倍総理は、本日の議論を踏まえ、次のような発言をされました。
「ありがとうございました。本日は、令和2年度成長戦略実行計画案について、審議いたしました。
第一に、新しい働き方の定着です。ウィズ・コロナ、ポスト・コロナの時代の働き方としても、兼業・副業、そしてフリーランスなど、多様な働き方への期待が高くなっています。働く人の目線に立って、ルール整備を図ることで、安心して、働くことができる環境を整備します。
第二に、決済インフラの見直しとキャッシュレスの環境整備です。キャッシュレス化が一層進む中で、手数料の負担が普及の障害となっており、速やかな対応を図ります。
第三に、デジタル市場への対応です。先の国会で成立した、取引透明化法の施行を通じ、取引関係の透明化を図るとともに、デジタル広告市場についても新たにルール整備を進めていきます。また、5G、ポスト5G、いわゆる6Gへと推進を図り、国家戦略として取組みます。
第四に、オープン・イノベーションの推進です。大企業とスタートアップ企業の契約の適正化を図るなど、スタートアップ企業への資金の供給を促進します。
未来投資会議においては、新型コロナウイルス感染症の時代、さらにはその先の未来の新たな社会像、国家像を構想するため、今月後半より、本会議を拡大し、幅広い方の意見を聞きながら、新たな議論を開始することといたします。
新しい働き方を定着させ、地方創生を推進し、デジタル化を進めるとともに、変化への対応力があり、強靱(きょうじん)性や持続可能性をもった、長期的な視点に立った社会像を追求していきたいと考えております。
議員の皆様の、引き続きの御協力をよろしくお願いいたします。」
成長戦略の実現に向けて、私も努力をしてまいります。
タブレットで未来投資会議の様子を視聴しているところです。
タブレットで安倍総理の発言を聞いているところです。