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東京国立博物館で高御座と御帳台を見学しました

2020年1月19日 日曜日

1月19日は、危機管理のための在京当番で東京23区内を離れることができませんでした。

ちょうど、上野の東京国立博物館で特別公開された「高御座と御帳台」の公開が本日で終了するとのことでしたので、見学に行ってまいりました。

10月22日宮中で行われた「即位礼正殿の儀」の際には、午前中に宮中で間近に見学することが出来ましたが、写真撮影はできませんでした。

本日は、ガラス越しではありましたが、様々な角度から撮影をすることが出来、工芸技術の粋を集めた美しさに魅了されました。

また、第2会場では、即位礼正殿の儀の際に使われた威儀物(太刀・弓・鉾・楯など)や文官や女官、威儀の者や威儀物保持者の衣装などを見ることが出来ました。

改めて、昨年、天皇陛下の御即位に際し、内閣府副大臣の立場で、即位礼正殿の儀、饗宴の儀、大嘗宮の儀に参列することが出来たことを大変光栄に感じました。


(東京国立博物館の前の池の周りには、満開のチューリップが並び、一足早く春が来たようでした。)


(左が天皇陛下がお昇りになった高御座、右が皇后陛下がお昇りになった御帳台です。)


(正面から見ると、大きさの違いがわかります。)


(高御座に置かれた御椅子には、綺麗な螺鈿の細工が施されていました。)


(高御座の「蓋」の上には大鳳と、各角には小鳳8羽の合計9羽の鳳凰の像が載っています。)


(小鳳の周辺の様々な細工も見事です。)


(蓋の下部のレースのような金細工も見事です。)


(高御座の大鳳のアップです。目を見開いており、尾羽は伸びた形です。)


(御帳台側から撮った写真です。)


(御帳台の上に載っている大鳳です。目を細めており、尾羽は丸まっています。)


(裏側から撮影した写真です。右が高御座、左が御帳台です。)


(左が束帯(武官)=威儀の者の衣装、右が束帯(文官)=威儀物保持者の衣装です。)


(手前から、鼓、桙、弓などです。)


(手前が束帯(文官)の服装、向こうが五衣・唐衣・裳(女官)の服装です。)


(表の緑の衣装が唐衣(からぎぬ)、その下の赤い衣装が表衣(うわぎ)さらにその下に五衣(いつつぎぬ)を着ています。)