一部マスコミで報じられている不記載議員リストには、実際には『収入として記載はしていたものの、別の項目で計上していた者』も含まれているため、『リストの全員が不記載議員である』という扱いは誤りであることをご報告させて頂きます。
派閥の政治資金問題に関連した自民党による全議員調査において、私は、平成30年から令和4年までの記載漏れ金額(不記載額)について、全て0円であると回答をしております。
2月8日のブログでもお伝えをした通り、令和3年における清和研からの立て替え分12万円の還付は『政治団体の収入』として記載をしておりました。しかしながら、その後、清和研の方針に従う形で『寄付』として収支報告の項目変更の訂正を行ったものであり、全体の収支の合計に変化はありません。
こうした事情をヒアリングの際に説明をした結果、調査結果では、「本来派閥側からの寄付として記載するべき収入は別の項目で計上していたため、記載漏れや不記載ではないとする説明もあったが、いずれにしても正確に記載していなかったことに違いはなく、該当する議員等85名の氏名及び聞き取りの中などで申告のあった本来派閥からの寄付として計上するべき金額を明らかにすることとした」と記載されております。
従いまして、リストには、私の様に『収入として記載はしていたものの、別の項目で計上していた者』も含まれており、『リストの全員が不記載議員である』という扱いは明確な誤りです。
私の政治団体における政治資金の収支報告に不記載がないことについては、本年1月22日に記者会見で発信をしてから、一貫してその姿勢は変わっておりません。これまでの経緯や詳細については1月22日のブログをご参照頂ければと思います。
令和6年2月16日
衆議院議員 宮下 一郎